2004年2月12日木曜日

ピーナッツスケールRCを考える  パート1

ピーナッツスケールの主なスペックは全幅が330mmです。
フリーフライト模型飛行機を飛行させる人達が考えたスペックがピーナッツスケールです。
その飛行機をRC化する場合の調整方法をまとめてみました。

私が完成させたFound FBA-2Cの全備重量は21.7gです。その翼面積1.5dm2です。
翼面荷重が大きいので、見かけより大きいパワーのモーターユニットが必要になります。
その為、プロペラトルクは大きくなります。
その事で、今まで作成してきた大きさの飛行機とは違った癖が出てきます。
例えば右回転のプロペラを考えてみます。
プロペラの反動トルクの為、飛行機は左にロールする力が働きます。
地上滑走中はその力の為、左の脚に重心が多く掛かります。その結果、右に曲がる癖が出ます。
飛行中は、その力の為、飛行機は左にロールしようとします。その結果、左に曲がる癖が出ます。
飛行中の癖を補う為、プロペラ軸を右にずらすと、地上滑走中の癖を助長することになります。
その結果、地上滑走離陸は不可能になります。
そこで、脚を左に曲がるように取り付け、垂直尾翼を右に曲がるように取り付けました。
左下の写真で脚の軸と主翼の前縁ラインが傾いているのが分るでしょう。
右下の写真で、垂直尾翼が胴体の中心からずれているのが分るでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿