2003年2月25日火曜日

HS-50 VS. LS2.1 VS. MicroMag

HS-50 VS. LS2.1 VS. MicroMag.JPG
通常のサーボ(HS-50)とWESのライトサーボ(LS-2.1)とマグネットアクチュエータ(MicroMag)で重量と作動力を比較してみた。

重量は実測、作動力はメーカースペックで行う。ただし、LS-2.1は作動距離が14mmであるので、作動角90度に成るようなアームで動作した時のトルクにして比べることにする。
HS-50、LS-2.1の受信機、ESCはJMP RX5-2.3,JMP5を使用し、マグネットアクチュエータはMicroMag純正の受信機、ESCを使いアクチュエータはMini-Mag,u-Magで計測した。サーボorアクチュエータは2つ使う事を想定している。

































サーボor

アクチュエータ

受信機

ESC

重量(g)style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>      

トルク(gcm)

HS-50 x2

RX5-2.3

JMP5

14.5

500

LS-2.1 x2

RX5-2.3

JMP5

8.9

148

Mini-Mag x 2

MicroMag

MicroMag

7.2

2.1

u-Mag x 2

MicroMag

MicroMag

5.2

1

<![if !supportEmptyParas]> <![endif]>

考察
HS-50を基本に考えると、LS-2.1はメカ重量61%、トルク30%
Mini-Magはメカ重量50%、トルク0.42%となる。
u-Magはメカ重量36%、トルク0.2%となる。
このデータのみでマグネットアクチュエータを評価するのは尚早だが、マグネットアクチュエータはトルクの小さいのが目立つ。
マグネットアクチュエータは、作動力が小さくてすむ軽量で小さい機体でないとダメなことがわかる。
現状イメージ
 機体重量50g以上 :HS-50
       20g以上 :LS-2.1
          未満 :u-Mag

3 件のコメント:

  1. Shinichi Kurita2003年2月26日 0:02

    このような比較レポートはRC MicroFlight Magazinなどでも特集されていますが、使い分けの秘訣はあまり詳しく報告されていません。
    あまり深く考えていないユーザーは、トータル機体重量を30g以下で仕上げたいが自分が持っている手持ちのサーボを使うと重量がオーバーしてしまうので、受信機やドライバも含めてマグネットアクチュエータを使う人が多いように思います。
    20から30g台の飛行機でも、その飛行機のデザインやフライト目標によっては、マグネットアクチュエータでは非力な場合が出てくるはずです。
    鈴木さんなら10g台後半の飛行機もLS-2.1を使って飛ばすことは可能ではありませんか。
    新人の梶山さんの飛行機の機体重量を尋ねるのを忘れましたが、あまり軽そうではありませんでした。
    20g未満用の機体を作ることに慣れてしまえば、またそれなりに自由のきく飛行機作りがマグネットアクチュエータで可能な感じがします。
    ちなみにクリタはFF機で3gの機体製作の経験があります。

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  2. Shinichi Kurita2003年2月26日 1:59

    田中さんの飛行会報告より
    9.1g まで軽量化した "A-1" 2 号機には 0.2g magnet actuator を搭載しています。
    非力なマグネットアクチュエーターで旋回できるか心配でしたが問題なくコントロールできました。
    以前はトルクが大きかったのでスティックを一コマ動かすだけで旋回していました。
    緩やかな旋回のときはチョン打ちをしていたのですが、今回はトルクが少なくなったのでその必要もなく微妙なコントロールができるようになりました。
    以前より広い舵角範囲を使って飛行できるようになったので、今回搭載したマグネットアクチュエーターのほうがマッチしているようです。

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  3. 10g台後半の飛行機をLS-2.1で作成する件
    かなり、厳しいと考えています。
    メカ(9g)+バッテリ(4g)で13gになります。残り7gでモータユニットと機体を作る必要があります。サーボを1つにしてもどうかなー。という感じです。

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