2004年10月30日土曜日

Suzuki Blogの特長

「ブログの力」入手でも触れましたが、テーマ「インドアRC飛行機の開発(製作)が効率良く行える事」を達成する為に、Blogをカスタマイズしています。
なぜカスタマイズが必要なのか、どのようなカスタマイズなのかをお話します。

研究所や企業の開発は、目標、期間を決め、担当者は開発に専念します。しかし、趣味では、明確な目標、期間もない場合もあり、興味を持ったものに手を出すわけだから、仕掛かり中の開発が複数存在することになります。しかも、興味は色々なジャンルに渡ることになるので、開発中の物を整理するのは、階層的なカテゴリー分け(Blogと同じ単語「カテゴリー」だと混同する恐れがあるので以後「開発タイプ」と呼ぶことにします)が必要になります。それぞれのジャンルのものが影響しないものであれば、別Blogを作成すればいいのですが、影響しあうものも少なくありません。
Blogメインページとは別に「開発経過」ページを作成
私がBlogを立ち上げた時は、Movable Type 2.64の頃で、カテゴリーは階層に定義できないし、1つのエントリーが複数のカテゴリーに存在することもできませんでした。
そこで、Blogのカテゴリーとは別に開発中の物を階層的な「開発タイプ」分けをし、その「開発タイプ」毎に表示できるカスタマイズ画面「開発経過」ページを作成することにしました。つまり、Blogメインページはエントリーを時系列に表示するのですが、「開発経過」ページは「開発タイプ」ごとにエントリーを時系列表示するようにしたのです。
Blogエントリー作成時に「開発タイプ」情報をエントリーの非表示部分にセットすることにしました。そして、「開発経過」ページの表示時にこの情報を参照し「開発タイプ」毎に表示します。
Blogにエントリーを書き込むと、自動的にBlogメインページが再構築されるのですが、その時、「開発経過」ページも同時に再構築されるようにBlogをカスタマイズしました。
実際使っている「開発タイプ」の一部をもちいて、Blogエントリーと、Blogメインページ、「開発経過」ページの関係を以下に示します。
「開発タイプ」(一部分)
 Scale: ピーナッツスケールRC飛行機を簡単作成、飛行する。
   スピットファイヤー(Scale01)
   ファウンド(Scale02)
Tailless:垂直尾翼の無い無尾翼を飛行させる
バルサプランク無尾翼(Tailless01)
ハンググライダー(Tailless02)

Movable Type 3.1 の出現
最近、カテゴリーを階層構造化できるバージョンMovable Type 3.1がリリースされました。
このバージョンなら、標準機能で私のやりたいことができると思われます。
今後、Movable Type 3.1 にバージョンアップし、カスタマイズ画面をなくしていくつもりです。

2004年10月29日金曜日

「ブログの力」入手

栗田さんの会社(ジオデシック)で作った本「ブログの力」が届きました。私のBlogも紹介されているので、栗田さんが私に1冊送ってくれたものです。

本にも書いてある通り、Blogは道具です。道具は使わなければ意味が無いと思います。
私の場合は、「インドアRC飛行機の開発(製作)が効率良く行える事」にテーマを絞ってやってきました。
最近の作業スタイルを紹介します。
まず、作業開始時に、開発経過(Blogカスタマイズページ)を開きます。このページは、Suzuki Blogからでもオープンできますが、通常のBlogオペレーションではありません。
このページは、自分が手がけた全ての開発をタイプ分けした概要が表示されています。
次に、その日の製作に関する「表示開発タイプ」と「表示エントリ数」をセットして再表示ボタンを押します。再表示された内容を見れば、状況が分るので、次の作業ができるのです。
作業が区切りに来たら写真を取って、Blogエントリーをアップします。
飛行会に出たときなどでも、一般的な飛行会の報告はしない事にしています。基本的に試験飛行の結果をBlogアップするのみにしています。特に気になった項目は、カテゴリー「トピックス」としてBlogアップしています。
以上のように、自分の開発に関する事のみエントリーしています。私の場合、ジャーナリスト的、エッセイスト的な才能は無いので、そっちの方は他の人に任せて、自分のできる事を、自分に役立つ用に道具(Blog)を使ってきたのです。
Blogを立ち上げてから1年半を超えました。Blog無くてはインドアRC飛行機の開発はできない状況になっています。
とにかく、Blogは継続です。自分のやりたい事、やれる事意外に手を出しても長続きしないと思います。

2004年10月28日木曜日

ブラシレスモーター パーツ 入手

自作ブラシレスクラブ(鳥居さん)からブラシレスモーターパーツを入手しました。

注文リスト 合計:¥2660
素材モーター(薄型ステイター、カンとも、プロテクター無し仕様) 2個 ¥600
巻線(シングル巻)0.30mm 4セット ¥400
ネオジム磁石5x5x1mm     3セット ¥1260
��20モーター         1個 ¥200
送料   ¥200(定形外)
    

2004年10月27日水曜日

ワールドモデルス からパーツゲット その1

10/25に注文したのが今日届きました。
ワールドモデルスの注文は電話のみ。しかも、発送は着払い宅配のみのようです。

注文リスト 合計: 2,505円
品物 単価 個数 金額
ボブスミス社 発泡スチロール用瞬間接着剤 スーパーゴールド・低粘度 1/2oz (14.2g) 850円 x1 850円
GWS プロペラ EP-6030 ダイレクト用 2本入 300円 x2 600円
宅配代 740円 x1 740円
代引き 315円 x1 315円

2004年10月24日日曜日

T-6 TEXAN エルロントルクロッドをφ1mmカーボンロッドに変更 (Scale04-02)

T-6 TEXAN のエルロントルクロッドは以前φ0.5mmカーボンロッドでした。これが、トルク剛性不足を起こしている可能性があるので、φ1mmカーボンロッドに交換しました。
全備重量:24.4g

ついでにエルロンリンケージ交換が簡単にできるように改造しました。
エルロンリンケージの固定と主翼胴体の固定を2mmビスとも締めとしました。

2004年10月11日月曜日

Gee Bee R-1、フライト成功!!

第37回横田スローフライヤークラブ飛行会で、Gee Bee R-1の初飛行に成功しました。
この飛行機は、原田さんがシェルを作成し、栗田さんが製作し、原田さんが手投げアシストし、私が操縦しました。
当初、私が手投げして飛行しました。しかし、投げた後送信機のスティックに手が戻り、操舵できるまでにタイムラグがあります。その間に飛行機の姿勢が大きく乱れると修正できないまま墜落してしまいます。
そこで、原田さんに手投げアシストをお願いし、飛行に成功しました。
プロペラは最初「MCF5030」をつけたのですが、推力が少なかったので、ピッチが深い「Gunther 125x110」に交換したら調子が良くなりました。
操舵に関して、トルク的には十分で飛行機のコントロールができます。横田スローフライヤークラブ飛行会体育館で十分旋回できています。
ただし、舵角が小さいので、大きな姿勢変更ができません。現場では、「Falcon 1.7g Servo」のトルク不足としていましたが、後で考えてみた結果、舵角が不足しているのが原因と思われます。リンケージを工夫すれば、このサーボでも十分いけると考えています。
上反角、垂直尾翼のバランスが良く安定して飛行しました。
バッテリーなど、重量物を最下部である主翼の下に持っていったのも効いていると思われます。これは、低翼飛行機の場合、重心が主翼より上になると振り子不安定要素が大きくなってしまうのですが、重量物を最下部に持ってくることで、重心位置が下がり不安定要素が減ったと考えられます。

舵角が改善されたら、8の字飛行にトライできると考えています。

重要ポイント、
この飛行機の飛行成功は、3人の特長を1つの作品に生かせたことが重要と考えています。

第37横田スローフライヤークラブ飛行会

第37横田スローフライヤークラブ飛行会に参加しました。
1. T-6 TEXAN Scale04-02のテスト飛行
2. FlappingWing01-03 のテスト飛行
を行いました。

1. T-6 TEXAN Scale04-02のテスト飛行
今回も、操舵しない状態での飛行はできていましたが、エルロンを操舵した瞬間、激しく姿勢を変え墜落してしまいました。
主翼自体の剛性は改善していると考えられるので、エルロン操舵用のトルクロッドの剛性不足が原因と思われます。
後、鳥羽さんも言っていた、バッテリーがキャノピーに搭載されていて重心位置が上になってより不安定要素が増していることです。
2. FlappingWing01-03 のテスト飛行
初期トラブルを解消した後、中スローで手投げすると緩やかに滑空しました。次にフルスロットルで飛行させたのですが、クロスバーが抜けてクラッシュしてしまいました。
機体全体的にこのモーターでは強度不足のようです。

2004年10月10日日曜日

T-6 TEXAN 主翼のダブルサーフェスで再作成 (Scale04-02)

T-6 TEXAN の主翼に桁を入れ、下面を0.5mmスチレンペーパーをはりました。
モーターユニットはGWS3030用に再作成しました。
モーターユニット:M20LV 2.67:1 GWS3030
バッテリー:140mAh
全備重量:23.8g

リブは中央と翼端に付けました。桁とリブは1mmバルサを使ってます。

Bob Selman Designs からパーツゲット その5

9/25にBobさんにe-mailで注文した部品が10/8に届きました。

今回、9/22 BSD Micro RCにWebから注文したのですが、エラー終了し、うまく注文できませんでした。その後、Bobさんにエラーメッセージを添付してe-mailしたら、Bobさんから「WEBデザイナーにエラーメッセージを渡した」と返事が来ました。しかし、WEBデザイナーからは何のリアクションもなし。9/25に再度Web注文したのですが、同じエラーになりました。
そこで、e-mailから注文しました。今までは、PayPal振込みでしたが、前回のweb注文でカード決済できているので、そのカードで決済するようにしました。
品物代以外の金額は、
Freight:$8.40
が掛かっています。
2004/09/25 Order List Total: $522.50
Falcon 1.7g Servo $60.00 x4 $240.00
Batteries 90mAh E-Tech $7.50 x2 $15.00
Batteries 250mAh E-Tech $8.00 x6 $48.00
MCF3222 CF Prop $12.00 x2 $24.00
MCF4027 CF Prop $12.00 x2 $24.00
MCF5030 CF Prop $12.00 x2 $24.00
Gasparin GB32 $32.50 x1 $32.50
Gasparin GB32P6G $37.50 x1 $37.50
MiniACT 2mm Kit $5.50 x10 $55.00
M20 HV $7.50 x3 $22.50

2004年10月8日金曜日

FlappingWing01-03 羽ばたきテスト

ブラシレスモーターを搭載したFlappingWing01-03の羽ばたきテストを行いました。

結果
7.6V 1.0A 600r.p.m 10Hz
7.2V 2.0A 900r.p.m 15Hz
6.9V 3.2A 1400r.p.m 23Hz
映像を作成しました。7Mムービーです。
以前のモーターでの羽ばたきテストに比べ、羽ばたき周波数が4~5倍になっているのでパワー不足が解消し、飛行の可能性が出てきたと考えています。

ブラシレスモーターをFlappingWingに搭載

ブラシレスモーターEX-nをFlappingWing01に搭載しました。
写真はサーボ以外を量りに載せています。

当初、FlappingWing01はM20モーターツイン搭載の予定で作成していました。
M20モーターツインは高々2w程度ですが、EX-nは10w近く出力します。
各部の構造強度が不足していて、結局セイル以外は全て作り直しになりました。
ギヤーも教育歯車単体では強度が厳しいので、ダブルで駆動しています。


下の写真は試行錯誤中のもので、そのままでは強度不足です。
シングル歯車駆動のギヤーボックス、クランクシャフト駆動方式

2004年10月7日木曜日

6から9g台ブラシレスモーター素材 入手

DENYさんから「6から9g台ブラシレスモーター素材」を入手しました。

モーター素材:2つ
ステーター固定用のアルミパイプ
φ5-φ6 x 55mm
φ6-φ7 x 63mm
φ7-φ8 x 55mm
「採取元」情報
TOSHIBA XM-5602B NOV 1996
ステーター外径:19.5mm 内径:6.9㎜ 厚:3.3mm
缶 外径:22.4㎜ 内径:21.5㎜ 3mmシャフト

NEC CDR1800A
ステーター外径:20.3mm 内径:6.9㎜ 厚:5.5mm
缶 外径:23.5㎜ 内径:23.0㎜ 3mmシャフト

2004年10月3日日曜日

ブラシレスモーターEX-n ベンチテスト

「自作ブラシレスモーター 自作キット EX-n」 のベンチテストを行いました。

バッテリーはLi-Poly 340mAh 2cell を使用し、
プロペラはGWS EP-5030 と EP-6050 でテストしました。

結果
EP-5030
電圧:7.4V 電流:1.5A 回転数:9500r.p.m 静止推力:86.0g トルク:63.0gcm
EP-6050
電圧:7.1V 電流:3.0A 回転数:7100r.p.m 静止推力:130.0g トルク:128.0gcm
予想以上に電流は小さくなることが分りました。
モーター本体の軽量化ができれば、色々応用が利きそうです。

2004年10月2日土曜日

ブラシレスモーターEX-n 完成 (Brushless01)

「自作ブラシレスモーター 自作キット EX-n」 が完成しました。

キットに入っていたエナメル線はφ0.35mmでした。
キット推奨巻きは、スター結線 25ターンでしたが、電流量を小さくしたいので29ターンで巻いてみました。