現在、私は自作ブラシレスクラブ(鳥居さん)からブラシレスモーターパーツを入手して、いくつか製作しました。
当初、製作番号を入れた「Brushless01,Brushless02,......」と作成したモーターを呼んでいました。
しかし、ブラシレスモーターの場合、コイルの太さ巻き数を変えて実験するだけでなく、同じステーター及びコイルでも磁石を変えて実験したりします。これに、呼び名でモーターを扱っていくと、モーターのスペックが何が何だか分からなくなってきました。
しかも、栗田さんも同じような呼び方をしているので、ますます、状況は混濁しています。
そこで、モーターのスペックを入れたブラシレスモーターの呼び方を考えました。
ブラシレスモーターのスペックに必要な情報には以下のものがあります。
1.ステーター極数
2.ステーター直径
3.ステーター厚み
4.コイル結線方式(スター、デルタ)
5.コイル線径
6.コイル巻き数
7.磁石サイズ
以上のデーターを呼び名に入れることにします。この他、磁石の種類とか、ステーターの金属部分の厚みとか、カンサイズ、カン厚みなどが考えられますが、今回は入れないことにします。
名称フォーマットは、
「BrushlessAABBCCDEEFFGG」
Brushlessは固定で常に最初に付きます。
「AA」はステーター極数で、鳥居さんのブラシレスモーターパーツは9極なので、「09」と入れます。
「BB」はステーター直径で、mm単位で2桁で表現します。鳥居さんのブラシレスモーターパーツは外径が20.15mmなので、「20」と入れます。
「CC」はステーターの厚みで、mm単位1桁と少数点第一位までの2桁で表現します。ステイター用プロテクターの厚みは含みません。鳥居さんのブラシレスモーターパーツは10枚で厚み3.50mmなので、「35」と入れます。
「D」はコイル結線方式でスター結線の場合は「S」と、デルタ結線の場合は「D」と入れます。
「EE」はコイル線径で、mm単位で少数部分のみ第二位までの2桁で表現します。例えば、0.35mmのコイルを巻いた場合は、「35」と入れます。
「FF」はコイル巻き数で2桁で表現します。例えば、巻き数が29回の場合は、「29」と入れます。
「GG」は磁石サイズで、丸型は2桁、角型は3桁で表します。丸型は直径mm単位1桁と厚みmm単位1桁の合計2桁で表現します。角型は縦mm単位1桁と横mm単位1桁と厚みmm単位1桁の合計3桁で表現します。例えば、丸型でφ3x1mmの磁石の場合は「31」と、角型で5x5x1mmの磁石の場合は「551」と入れます。
私が最初に作成した「自作ブラシレスモーター 自作キット EX-n」は、「Brushless092030S3529551」と呼ぶことになります。
鳥居さんのブラシレスモーターパーツで作成した自作ブラシレスモーターは、「Brushless092030S3030551」と呼ぶことになります。
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