2005年5月25日水曜日

1セル用ブラシレスモーターパーツ 追加購入

自作ブラシレスクラブ(鳥居さん)から1セル用ブラシレスモーターパーツを追加購入しました。
今回は新宿に行く用事があったので、鳥居さんの事務所にお邪魔して、手渡ししてもらいました。
鳥居さんの外見から受ける印象そのもので、フランクに色々話をしていただけました。
とても参考になり感謝してます。


私が疑問に思っていることを、どんどん投げかけても、ニコニコしながら答えてくれました。
鳥居さんの答えてくれた内容を私なりに解釈して、以下に書きます。
��.ファンフライに必要な推力重量比はどのくらいかと、色々な人に尋ねると、人によって1.2ぐらいと言うひとから2ぐらい無ければダメと言う人までいて、今一イメージが掴めないのですが、鳥居さんのイメージを聞かせてください。
鳥居さん:これには色々な要素が絡んでいます。まず、過激に飛ばしたい人(低空水平飛行していて直角に上昇して高度を取るなど)と、おとなしく飛ばす人(徐々にエレベーターをアップにしていって、ホバリング飛行に入る)では、必要とするパワーが違います。次に、屋外で飛ばす場合、風の乱れに対応しなければならないので、余分にパワーが必要になります。さらに、この事象を複雑化させていることは、バッテリー満充電のベンチテストデーターで言っている人と実際に飛行させている状態を言っている人で、言っているパワーはかなり違ってきます。
鳥居さんの持っているイメージは屋内で、実際に飛行させている状態での推力重量比は1.2あれば問題なくファンフライできると言うことです。ちなみに、鳥居さんはおとなしく飛ばす人だそうです。
��.ファンフライ入門には大きな飛行機が好ましいと聞きますが、鳥居さんのイメージを聞かせてください。
鳥居さん:飛ばしやすいファンフライは、まず推力重量比が適切であるかが最も重要です。
インドア飛行を前提にしますが、「1.」でも言ったように、飛行している状態で推力重量比が1.2ぐらいであればスパン600mmぐらいでも飛ばすのがさほど難しくありません。勿論、普通の飛行機を飛ばせる人が前提です。当然、大きい飛行機の方がふらつきは少なくて飛ばしやすいけれども、その分広い場所がなければNGです。屋外だと、風の乱れがあるので、推力重量比も大きくなければいけないし、スパンも大きくないと飛ばしずらくなります。
��.ファンフライ飛行での操縦と、普通の飛行機の操縦の違いを教えてください。
鳥居さん:ファンフライはラダーを多用することです。ホバリング時は、エレベーターとラダーを同じように使って姿勢を維持しなければなりません。ですから、ラダーは必須になります。通常のエルロン機の場合、ラダーは何も操舵しなくても飛行可能です。しかし、ファンフライはホバリングと通常飛行の中間状態もあるのでその状態でもラダーは操舵しています。従って、ファンフライで通常飛行している時でもラダーは多用するようになるのです。
鳥居さんは、エルロンエレベーター機をひさしぶりに飛ばした時、無意識にラダーを操舵していて、何も姿勢変化しなくて慌てた経験があるそうです。
購入パーツリスト
新ステイター   3個
新ステイター用プロテクター  3セット
巻線(シングル巻)0.4mm 3セット
合計   ¥600

2 件のコメント:

  1. 鳥居さんの生写真ですね!
    直接訪ねて部品を受け取ることが可能とは。
    だいぶフライト感覚を仕込んできたようですね。
    さて、材料もそろったことで、1セルバージョンを期待しましょう!

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  2. 部品を手渡ししてくれた上に、お話できたのが有意義でした。
    実際に経験者に合って話しが聞けると、インターネットや雑誌での情報より断然中身が深いものになります。
    これで、実際の飛行している場所に行くと、もっと多くのものが得られると思います。
    ですから、ファンフライがメインの飛行会に行ってみるつもりです。
    ��セルブラシレスモーターは、まだ未開の地です。すぐにベストなところには到達できないと考えています。
    ですから、まずはモーター重量の軽減は意識せず、希望の電流、静止推力が達成できるモーターを模索していくつもりです。

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