2006年5月4日木曜日

赤外線標識(IrBeacon) β版完成

実験用赤外線標識(IrBeacon) が完成しました。


ハイパワー赤外発光ダイオード(QED234)テスト
IrLED テストと同じ方法でハイパワー赤外発光ダイオードをテストしました。
結果は、到達距離5cmとまったく効果がありません。これは、私の作成した回路に問題があると思われます。

そこで、赤外線標識(IrBeacon) テストその1で使った赤外線発信装置にさらに手を加えて、赤外発光ダイオードのテストをすることにしました。改造内容は、回路と赤外発光ダイオードとをJSTコネクタで自由に抜き差しできるようにしたのです。

右の画像は手前から2列目のLED5つのみ回路と接続された状態です。テスト結果は、部屋の中では壁に反射して全方位受信可能状態でした。
この状態は、リチウムイオンバッテリ3セルを電源としてテストしたものです。
これを、9VADアダプターに変えてテストした結果も同じでした。多分、12Vから9Vに減っているので到達距離は小さくなっているのですが、部屋の中では差がでていないと思われます。
次に、この回路にハイパワー赤外発光ダイオード(QED234)を接続し、部屋の隅に設置して9VADアダプター電源でテストしました。

結果は、部屋の中では壁に反射して全方位受信可能状態でした。
さらに、広指向赤外発光ダイオード(RLD224)もテストしました。

結果は、到達距離:4m であることがわかりました。
LEDを沢山使えば標識に使えないことはないが、LEDを沢山使うのであれば、広指向である必然がありません。広指向でなくても、もっと出力が大きいLEDを使うのがベターということになります。
実験用赤外線標識(IrBeacon) は今回の回路に9VADアダプターを電源とし、ハイパワー赤外発光ダイオード(QED234)を搭載することにしました。
赤外発光ダイオードは半球の発泡スチロールに放射状に20個装着することにしました。

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