2014年2月2日日曜日

Kogカモメ 見学


RC回路試作室のKogさんがRCカモメを飛ばしていると聞いて、見学に行ってきました。
このカモメは「WindBird Jr」という日本製のフリーフライト機で、20年くらい前に販売終了しているキットなのです。
これが、今も飛行しているのは驚き。
胴体をくり抜きメカを搭載、垂直尾翼を追加してラダーエレベーターで操縦。
ノーズには、ブラシモーターを搭載してモグラ化しています。
送受信機は自作。サーボも当初は自作していましたが、motoさんのところで格安軽量サーボがでたので、それに載せ変えているそうです。
Kogさんの家から海岸までは自転車で約30分。自転車で運搬できるように、主翼は3分割に改造されています。私も自転車運搬なので、参考になります。

この日は、風速2〜3m/sで、モーターオンしないと高度維持はできないよう。
5〜6m/s風があれば、ソアリングできるそうです。
私も操縦してみました。素直に舵が効いてくれます。
ただし、速度を落としすぎると、スピンに入る傾向にあるようです。






Kogさんが過去実験に使った、改造機などWindBirdJrがらみのパーツをいただけることになりました。感謝です。
防波堤リッジソアリング
Kogカモメのピュアグライダーバージョンの飛行動画を譲ってもらいました。
1994年5月に今回見学した海岸でソアリングしたものです。
うまく飛行しているシーンだけでなく、うまく風にのれなくて不時着しているシーンもカットせずに編集しました。
「防波堤リッジソアリング」とは、海岸の海風が防波堤に押し上げられた上昇風を利用したソアリングです。海風は乱れが少なく安定しているのですが、防波堤の高さによって決まる上昇風のエリアはそんなに大きくありません。
風速、風向、機体性能(滑空速度、沈下速度)で高度維持できる領域が決まります。
ランチ時に風を読み、適切なエリアに機体を投げ込まなくてはソアリングが開始出来ません。
ソアリング開始しても、高度維持エリアをキープ出来なければ、即着陸してしまいます。
この辺が「防波堤リッジソアリング」の難しさ面白さ奥深さです。
この動画には、海岸からのカメラアングルと防波堤の上(パイロット目線)からのカメラアングルもあり、ソアリングエリア、飛行ルートがイメージ出来そうです。
21分とちょっと長めですが、最後まで飽きずに見られると思います。

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