参加者:須田、山崎、高橋、松田、鈴木
今回は、慶應義塾大学ロボット技術研究会の松田さんが初参加しました。
空もの初挑戦
ロボット技術研究会の松田さん。ロボットに関しては経験者ですが、飛行機は全くの未経験。
私達の年代なら「子供の頃にライトプレーンを飛ばした事がある」てなこともあるのですが、
彼の場合は全く手にした事がないようです。
しかし、かなり頑張った(勉強した)ようで、デルタ翼の空力平均翼弦(MAC)を求め、無尾翼での重心位置(MAC20%)にちゃんと設定していました。
初期の調整で、右旋回のみなら何とか飛行できるところまできました。
滑空テストでは旋回癖がないので、左サイドスラスト追加
右旋回の傾向が少し減りました。
しかし、ニュートラルで直進しない。舵の効きが悪い。など、問題点が残っています。
気になる点として、
折りたたみ式になっている部分の剛性不足。ダッチロールが大きい。
この機体は2号機なのですが、同じコンセプトの1号機は右旋回癖がない。
以上のテスト飛行結果を踏まえ、今後の方針を検討しました。
彼の目標は「学生飛行ロボコン」に参加。
この目的を満たすために、飛行機の調整方法がシンプルなものが好ましい。
つまり、主翼、胴体、垂直尾翼、水平尾翼のある飛行機となる。
ですから、2号機の調整は一旦中断し、新作機を考えることに。
搭載機器、飛行速度、安定性、操縦性の変更にも対応できるように、
モーターユニット、メカだけでなくそれぞれのパーツ(翼、胴体)
が交換可能なコンセプトで、新作機を検討して行くそうです。
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