コイルの線径はマイクロメータを使わなければ測定できません。
そこで、「イラスト・図解/小型モーターのすべて」に載っていた方法で線径を類推してみました。
この方法は、断面積が1(mm2)の銅線の抵抗が1/58(Ω/m)であることから、コイルの抵抗を測定して、その抵抗から線径を計算するものです。
写真の巻き線は、鳥居さんから購入したもので、上がφ0.35mm、下がφ0.30mmです。
線の長さは円に巻いてあるので、その円の直径と巻き数で計算しました。
結果
上
直径:78mm
巻き数:30
抵抗:1.3Ω
0.177Ω/m -----> φ0.352mm
下
直径:80mm
巻き数:88
抵抗:5.3Ω
0.240Ω/m -----> φ0.302mm
この方法で、十分線径が類推できることが解りました。
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