2008年3月11日火曜日

第29回YSFC練習飛行会 参加

20080309KINGYO400_5.jpgKINGYO400の初飛行を行いました。

バッテリーに問題あり

バッテリーが劣化していて、放電能力が落ちていました。ですから、期待した推力が得られていません。
ただし、気になる点としてはスロットルをOFFにするとまるでアンプのブレーキセッティングをしているかのようにプロペラが停止します。
直径の小さいアウターローターに強い磁石を使っているモーターはこの様になるなら問題ありません。しかし、軸が回り辛くなっていたとすると、電流がたくさん流れてしまいます。ですから、モーター側の原因も否定しきれていない状態なのです。
このバッテリーは85mAhで、Beby Beeと同じ仕様なので、健全なモーターバッテリーなら問題ないはずです。
バッテリーを180mAhに交換

劣化していない85mAhバッテリーがなかったので、180mAhに交換しました。
当初の予定通り、水平演技がテストできる推力は得られるようになっています。
エルロンサーボが空気力に負けて、飛行中に十分な舵角を得られていないことが判明しました。
エルロンのカウンターバランスを追加 しかし、初期トラブル発生

エルロンのカウンターバランスを急遽追加しています。
しかし、これが主翼にひっかかりエルロンが動作しなくなってしまいました。
墜落大破です。
状況:モーターマウントが脱落、ノーズ部分のバルサ角材が5箇所骨折
 モーターマウントはクラッシュ時に脱落するように軽く接着していました(ヒューズ効果をねらって)
 そのおかげで、バルサ角材へのダメージは最小限で済みました。
とは言え、EPP飛行機のようにそなまま飛行続行は不可能、ピストに帰って修復作業です。
バルサ材は骨折部分を元と同じに戻した後に瞬間接着剤を1滴たらして修復します。
このやり方でないと、重量増加するだけでなく強度も低下してしまうのです。
モニター飛行
カウンターバランスのひっかかりを修正して、飛行調整の初期段階は終了です。
そして、メンバーにお試し操縦してもらうことにしました。

水平演技は一通りこなせることが確認できました。
確認飛行演技
 背面飛行、ナイフエッジ飛行、ロール飛行、ローリングサークル飛行

3 件のコメント:

  1. 鈴木さん、こんばんは。先日の日曜日はお疲れ様でした。
    ベビービーの様な物が、鈴木さんのお陰で想像以上の成果を上げて、私の中では大成功でした。
    質問ですが、エルロンのカウンターの面積は先日の改造ほど必要とお考えでしょうか、又、ラダーについてはカウンターの必要性はどうお考えでしょうか、改良版の図面を引こうと考えていますので、ご意見をお願い致します。

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  2. カウンターの面積>
    エルロンカウンター面積は今のままでOKだと考えています。サーボのトルク的にはもう少し小さくてもいけるかもしれません(実験しないと最小面積はわからない)。
    それより、バルサ骨の取り回しがシンプルになるカウンター平面型が重要だと思います。
    その意味からも、今の型はベターと思われます。
    ラダーのカウンターもあった方が良いですね。
    加藤さんがローリングサークルの入り始めに高度が落ちると言っていました。これは、ラダーサーボがトルク負けしているのが原因のような気がしています。
    バルサ骨の取り回しも含め、エルロンカウンターとラダーカウンターの私なりのイメージを別エントリーにアップしてみます。明日朝にはアップできると考えています。

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  3. 鈴木さんの、エルロン・ラダーのカウンター・イメージ
    アップ参考にさせていただきます。

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