2004年6月29日火曜日

T-6 TEXAN 胴体完成 (Scale04-01)

T-6 TEXAN の胴体が完成しました。
胴体重量:1.6g

左右の胴体シェルはPOWER RIPを裏打ちして接着しました。ノーズに0.5mm航空ベニヤのバルクヘッドをつけて、モーターマウントを兼ねました。
Kokam 60mAh LiPolyが届くまでは、重心位置のチェックができないので、キャノピーはまだ加工していません。

2004年6月27日日曜日

T-6 TEXAN 尾翼完成 (Scale04-01)

T-6 TEXAN の尾翼が完成しました。
水平尾翼重量:0.4g
垂直尾翼重量:0.3g 

水平尾翼は3分割で、ルート部分は垂直尾翼と接着されます。
垂直尾翼は2分割で、スタビライザー部分が水平尾翼ルートと胴体と接着されます。
ラダーは操舵しませんが、ラダーの部分で分割しました。水平尾翼の下の部分の胴体は、ラダー側に接着されていて、ラダーを分割すると水平尾翼の下がオープンになり、リンケージのメンテナンスができます。

2004年6月25日金曜日

T-6 TEXAN 開発スタート (Scale04-01)

T-6 TEXAN(Scale04-01) の開発をスタートしました。鳥羽さんからいただいたシェルに、尾翼とキャノピーを加えました。 

飛行機のサイズがピーナッツスケールで、過去に作成したFoundと同じなので、スチレンペーパー重量はほぼ同じの3.2gでした。
プロペラの直径はIKEと同じ70mmなので、モーターユニットはIKEに使ったのと同じDidelの4.5ohmページャーモーターを4:1に減速したものに、U-80プロペラをつけたものにします。
受信機はJMPのServoComboが入手できたので、この受信機とFalconサーボを搭載する事にします。
メカのレイアウトは、ノーズにモーターユニット、受信機を置き、主翼の上にサーボを配置するつもりです。
バッテリーは現在注文中のKokam 60mAh LiPolyを使う予定です。このバッテリーの形は細長いので、キャノピーの中に収納できると考えています。
キャノピーは、スチレンペーパーで作成しました。

2004年6月24日木曜日

Scale04

ピーナッツスケールサイズ(スパン:330mm)でノースアメリカンT-6テキサンを作成し、リノ・エアーレースのAT-6クラスを再現する。

状況:進行中

2004年6月23日水曜日

JMP 受信機 入手

JMPから修理依頼をしていた受信機が届きました。
同時に、注文していたCombo受信機も届きました。

故障した受信機はEMS(国際スピード郵便)を使って、JMP(フランス)に送っておきました。
送料は1500円でした。

JMP Combo 受信機の価格が値上がりしたと思っていたのですが、マグネットアクチュエータがついたセット価格でした。
Order List Total: 395.00 EUR PayPal 53,811円
為替レート 136.23円
ServoCombo Rx 69.00x3 207.00 EUR
RxCombo Rx 89.00x2 178.00 EUR
Repair Rx5-2.3 5.00x2 10.00 EUR

2004年6月20日日曜日

IKEトリムタブ追加

IKE(Scale03-02)のエルロンにトリムタブをつけました。
後、フロントバルクヘッドをベニヤに交換しました。

プロペラトルクで左旋回するので、エルロンのニュートラルが右に切れるようにトリムタブをつけました。
エルロン動翼の先端を折り曲げ、飛行中に空気の力でエルロン自身が右に切れるようにするのです。
このトリムタブの曲げる大きさを調整することで、プロペラトルクの大きい飛行機でも真っ直ぐ飛行することができます。

スロットルを入れていくと、プロペラに振動が発生したので、胴体の先端にあるバルクヘッドをスチレンペーパーから0.5mm航空ベニヤに交換しました。
これで、モーターが取り付けてあるバルクヘッドの剛性が増して、振動しなくなりました。

全備重量:15g

2004年6月19日土曜日

IKEの主翼シングルサーフェス

IKE(Scale03-02)の主翼をシングルサーフェスにしました。
全備重量:14.9g

Foundで14%厚の翼性能が悪かったので、IKEの翼厚を測定してみました。
結果:12%
この翼厚では翼性能が良くないことが懸念されたので、翼の下面と桁を外しました。
結果、翼上面のみの翼(シングルサーフェス)になりました。

2004年6月17日木曜日

φ0.6アルミパイプ入手

新宿の東急ハンズで、外径0.6mm 内径0.2mmのアルミパイプを入手しました。長さ300mmで1本100円でした。
磁石が効かないので、マグネットアクチュエータリンケージに使うつもりです。

T-6 TEXAN シェル入手

T-6 TEXANのスチレンペーパーでできたシェルを入手しました。これは、鳥羽さんが型を起こして、ヒート&バキュームで抜いたものです。

「キャノピーは、薄い素材が無かったので、薄い素材で作りなおせば、軽く作れる」と鳥羽さんも言っていたので、キャノピーは作り直すつもりです。

2004年6月15日火曜日

第33横田スローフライヤークラブ飛行会

第33回横田スローフライヤークラブ飛行会に参加しました。
1. FBA-2C Scale02-06のテスト飛行
2. IKE Scale03-01のテスト飛行
3. LivingRoomFly02-06のテスト飛行
を予定していましたが、1.しかできませんでした。

1. FBA-2C Scale02-06のテスト飛行
エルロン操舵をテストする為にテスト飛行をおこなったのですが、主翼の翼性能が悪くて、飛行できませんでした。
原因は、翼型で翼厚が厚すぎる、最大キャンバーが大き過ぎる事と、前過ぎることで、以前のようなCLが出てないようです。

FBA-2C Scale02-05の主翼

翼厚:7.7%
最大キャンバー:3.8%
最大キャンバー位置:13.5%

FBA-2C Scale02-06の主翼

翼厚:14.3%
最大キャンバー:7.1%
最大キャンバー位置:12.2%

スローフライトでのエルロンの効き

「スローフライトしていてエルロンが効かない」または「効きが悪い」と言う話は良く効きます。
まず、エルロンによるロールの仕組みを説明し、スローフライト時のエルロンに効き及び、その対策を説明していきます。

エルロンによるロールの仕組み
エルロンは主翼に付いている動翼を左右逆に動かして、左右の揚力差を生じさせ、ロール運動をさせるものです。
例えばエルロンを左に切ると、左翼は上げ舵、右翼は下げ舵になります。
20040614Fig1_2.jpg
Fig1,2を見てわかるように、迎角が左翼は減って右翼は増えています。
このことで、揚力が左翼は減って右翼は増えます。
結果、左にロールするのです。
ここで、主翼迎角と揚力(CL)と抗力(CD)を簡単に説明します。
揚力とCL(揚力係数)は正確には違うことを表していますが、どちらも揚力の変化に注目した場合同じなので、今回は、この部分の説明は省略し、CLが大きくなったら大きな揚力でゆっくり飛行すると考えてください。
抗力とCD(抵抗係数)も正確には違うことを表していますが、CDが大きくなれば抗力が大きくなると考えてください。
次にCL、CDと迎角(α)の関係を説明します。
20040614Fig3_4.jpg
CL、CDと迎角(α)の関係をFig.3、4に示します。
ある迎角までは迎角にほぼ比例してCLが大きくなっていきます。それは、翼面にそって空気がなめらかに流れているからです。しかし、ある迎角(この迎角は翼断面型によって違いますが、今回はこの角度α1としました。)を超えたあたりから翼面にそって流れる空気が乱れ始める為、CLの増加は鈍化しやがて最大CLになった後、CLは小さくなっていきます。
CDは最小CDの後、緩やかに増加します。α1を超えたあたりから増加が急激になり、最大CLの迎角を超えると激しく増加します。
スローフライトでのエルロンの効き
スローフライト時とは、失速しない範囲でエレベーターをアップにしていき、飛行速度を落として飛行している状態です。
インドアRCの場合は、飛行速度を落とした飛行をしたいので、飛行機のセッティングをこの状態にしていることがあります。
この状態とは主翼が最大CL近くで飛行している状態になります。Fig.3を見ても分るように、最大CL付近で迎角が大きくなっても小さくなってもCLはあまり変化しません。
つまり、エルロンを操舵しても左右の揚力差は生じません。それどころか、Fig.4のCDの変化を見てわかるように、最大CLの迎角近くで、迎角が大きくなるとCDは大きく増加し、迎角が小さくなると大きく減少します。
つまり、Fig.1,2の例で言えば、左にエルロンを操舵すると、左右の揚力差はほとんど無くて、ロールは発生しません。しかし、左翼の抗力が小さくなり右翼の抗力が大きくなるので、右にヨーイングします。(この事をアドバースヨーイングと言う)
ここで、上反角を持った飛行機の場合、
上反角効果で右にロールします。
つまり、左に旋回したくて、エルロンを操舵したのに、右に旋回を始めたわけです。
従って、スローフライト時は、エルロンの効きが悪くなるだけでなく、逆効きするケースすらあるわけです。
スローフライト時のエルロンの効きを良くする対策
��.上反角を減らす(無くす)
��.差動エルロンにする
��.主翼のキャンバーを反転キャンバーにする。
��.上反角を減らす(無くす)
先に説明したように、アドバースヨーイングが発生した時に、上反角が無ければ、上反角効果によるロールは発生しないので、エルロンの逆効きはなくなります。
上反角が無ければ、100%逆効きはなくなりますが、上反角効果による安定もなくなるので、初心者には操縦が難しくなります。その他の対策(2,3)の効果が大きかったら、多少上反角を付けて、上反角効果による安定を付けたほうが操縦しやすくなると思います。
��.差動エルロンにする
最大CL近くの迎角では、迎角を大きくしてもCLは大きくなりません。それどころかCDが急激に増加してしまいます。
ですら、エルロンの動翼を下げる方は少しさげて、上げる方をたくさん上げれば、左右の揚力差も得られるし、逆効きの原因になる抗力増加も抑えられます。
差動エルロンはリンケージで簡単につけることができます。
エルロンホーンが上に出ている例で説明します。
写真の飛行機は栗田さんが改造したQuickJuniorです。

差動をつけていないケース
20040614Fig5.jpg
差動をつけたケース
アクチュエータのホーンをチャンネル型にして角度をつける。
20040614Fig6.jpg
��.主翼のキャンバーを反転キャンバーにする。
エルロンの動翼を下げにした時に、揚力が増えなかったり、抗力が大きくなったりするので、動翼を下げにした時にできる翼断面型が空力的に良くなる翼断面型をチョイスするのが良いことになる。
20040614Fig7.jpg

2004年6月13日日曜日

マグネットコネクター作成

Li-Poly 90mAh のE-Techバッテリーにマグネットコネクターを使うことにしました。
バッテリー重量:2.4g

今までのバッテリーに使っていたコネクターは、JSTコネクターでした。
JSTコネクターを使う場合、リード線は必ず必要です。また、両手でオス、メスを保持して抜き差しする必要があり、スイッチを省略すると取扱いが面倒になりました。
ですから、リード線及びスイッチの重量(0.5g)は、RCユニット重量に加わっていました。
全備重量が20gを切る飛行機を作成する場合には、この重量も減らしたくなります。
そこで、φ2x1の磁石を使いコネクターを作成し、スイッチも省略することを考えました。
以下に、バッテリー側の作成写真をアップしました。


極性はDidelのレポートと同じにしました。
バッテリー側で
��がN
+がS
です。
受信機側のコネクターは磁石にエナメル線を直接巻き付けて、バッテリーとの接点部分のエナメル被服を紙やすりで削り落としたものです。

磁石入手

オンラインショップで磁石を入手しました。5/27発注して、5/29に届きました。

リスト
商品コード 単価 発注数 計
NE003 58 10 580
NE043 58 20 1160
NE046 80 10 800
送料 600
消費税 157
合計 3297

IKE 完成

IKE(Scale03-01)が完成しました。
全備重量:15.6g

IKEは曲面胴体なので、スチレンペーパーを曲面に成形することが必要になります。
今回は、半田鏝の先にパイプを取り付けてみました。このままでは、温度が上がり過ぎるので、可変抵抗で半田鏝に入力する電圧を調整することにしました。
この方式は、単純な曲面でないと上手く工作できません。今回のIKEは、比較的単純な曲面で構成されていますが、この飛行機でも綺麗に仕上げることはできませんでした。
成形方法はまだ試行が必要と思われます。


脚と垂直尾翼を外し、A4クリアケースに収納します。

2004年6月10日木曜日

IKE 主翼完成

IKE(Scale03-01)の主翼が完成しました。
主翼重量:1.9g

主翼には4つリブがあり、エルロン部分のリブからワイヤーを張ることにしました。
今回はワイヤーで飛行機の強度を保つ方式としたので、翼型を保つ為に入っている桁は主翼の中央部でピン接合としました。

2004年6月9日水曜日

IKEの材料カット終了

IKE(Scale03-01)の主な材料カットが終了しました。
合計重量:13.7g
完成には、パワーリップ、接着剤、及びリンケージ重量が加わることになる。

詳細