IKEの主構造を決定しました。
前回の1/24 IKE 開発スタートでモーターユニットについて設計しました。
今回は、飛行機全体の構成について考えてみました。
再度、三面図を見て完成サイズ及び、レイアウトを確認します。
スパンと全長はA4クリアケースに入るサイズなので、脚、垂直尾翼を外してA4クリアケースに入れる方式で考えていく事にします。
この飛行機は上反角が小さいので、ラダー、エレベーター旋回は不可能です。ですから、エルロン、エレベーター、及びスラストコントロールの3チャンネルとします。
この飛行機のエンジンは、他のレーサー飛行機に比べ軽量なのか、ノーズが長いようです。
エンジンルームに受信機、バッテリーを搭載するとノーズヘビーになりそうです。そこで、キャノピーにバッテリーを搭載して重心位置を合わせるようにラジコンユニットの搭載場所を検討する事にしました。
正面図と側面図から、ワイヤーの取り回しを見て行きます。主翼上部のランディングワイヤーは胴体上部に集中し、主翼下部のフライングワイヤーは脚を経由して胴体に接続されています。
主翼揚力や、着陸時の衝撃は、このワイヤーで胴体の構造につながる方式になっています。
スケール飛行機もこの構造方式を使うのが自然です。
最初の写真は、その主構造を写したものです。この主構造物は、脚の部分と主翼ルート部分とで分割できます。
主翼ルート部分はマグネットアクチュエータのマウントを兼ねています。左の写真はマグネットアクチュエータを搭載したところです。
このルート部分の上には2mmプラスチックビスが付いています。それが、主翼のランディングワイヤーの接合部分です。ビスの先が胴体から飛び出していて、ワイヤーと接続します。
主翼と胴体は分割可能で、モーターユニットや受信機の脱着や、リンケージのメンテナンスを行います。
脚の左右にはランディングワイヤー接続部分があり、2mmプラスチックビスで接続します。
普段、ランディングワイヤーは接続したままになります。持ち運びの時は、フライングワイヤーを外すことで、脚が飛行機から外れ、A4クリアケースに入れます。
地上滑走時、曲がり癖防止にトウアウトを採用
Faundでは、地上滑走時の曲がり癖防止の為、ホイールを予め曲げて取り付けました。(ピーナッツスケールRCを考える パート1)
今回は、実機のレーサー飛行機に広く採用されている。ホイールアライメントをトウアウトにセットする方式を採用することにしました。
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