2006年7月17日月曜日

「押入れサーバ」から「さくらレンタルサーバ」へ移転

��/9に自宅のblogサーバ(押入れサーバ)が壊れたので、レンタルサーバにblogサーバを移転することにしました。

移転作業に約1週間、7/17にさくらレンタルサーバからBlogを再開できました。

レンタルサーバに切り替えた理由とか、移転作業ログなどを記します。

自宅サーバの現状
��003年2月にblogを立ち上げる為に、中古パソコン(1998年製IBMパソコン)を購入(cpu,ハードディスクは載せ変えている)することにしました。そして、Movable Type 2.64(当時最新)をインストールして運用を開始したわけです。
パソコン本体は今年で8年目に入り、いつ壊れても不思議でない状況です。
Blogのサイズは
2003/2~2006/7までで、エントリー数:約500、コンテンツサイズ:約1Gbyte
です
自宅サーバ v.s. レンタルサーバ
選択肢は3つあると考えました。
��.自宅サーバを修理する
��.レンタルサーバに切り替える
��.プロバイダのblog会員になる
まず、パソコンサーバを「自分で維持する」ことですが、この事に興味があり、趣味の1つとしている人の場合はノーチョイスで「1.」を選択するでしょう。しかし、私の場合はインドアRC飛行機の技術データベースが目的で、パソコン自体には興味がないのです。
つまり、目的が達成できるのであれば、コストが低い方式がベターと言うことになります。
データサイズ
調べてみると、「3.」のプロバイダが開設しているブロッグサイズは小さく、この選択はありえません。
また、カテゴリーが階層的の登録できることも条件になるので、この観点からも「3.」のチョイスは厳しいと思われます。
コスト
Blogサーバはそんなに高性能である必要がないので、新古品で十分に目的を達成できます。
「1.」のマシン買い替えした場合、ざっと5万円ぐらいと予想されます。
部品を交換して動作を確認しながら維持していけば、コストは安くなるケースがありますが、古い部品なので、いつ壊れるかわからないし、交換部品数が増えると新古品より高価になるケースすら考えられます。私の場合は部品交換しながら維持していくチョイスはありえません。
つまり、「2.」が「1.」の5万円よりコスト面で有利なら「2.」を選択することになります。
2Gbyte以上のレンタルサーバを調べてみると、
さくらレンタルサーバプレミアムがディスク容量3Gbyteで15,000円(年払)がベストであることがわかりました。
��年余りで私のBlog容量は約1Gbyteなので、3Gbyteでは6年ぐらい維持できることが予想できます。6年で9万円と、自宅サーバ5万円(維持費+手間は不明)の選択になります。
結論: 維持に費やす手間が少なくなるレンタルサーバをチョイスしました。
移転の問題点
��.エントリー内で別のエントリーにリンクしている場合、リンクが引き継がれない
私のBlogエントリーの内容で「前回の飛行会で・・・・」とか、「以前購入した・・・」とかで、Blog内の古いエントリーにリンクしている部分があります。
このリンクがBlog内のエントリーを有機的に繋げ、データベースの価値を高めています。
このリンクが引き継がれないことが分かりました。
「Movable Type」はエントリーページのファイル名は「Movable Type」プログラムで決められたルールで命名されていきます。
「Movable Type 2.64」では内部でカウントアップしているIDNoを使って作成されています。
��例:000001.html、000002.html、000003.html・・・・)
エントリーを削除したりすると番号は飛び番号になります。(例:000002.htmlエントリーを削除すると、000001.html、000003.html・・・・となる)
全てのエントリー(飛び番号)をエキスポートして、新しいサーバでインポートすると、飛び番号は無くなり000001.htmlから作成されてしまいます。
上の例では、000003.htmlにリンクしていたものは新しいサーバでは000002.htmlにリンクしないと正しくなくなるわけです。
しかも、「Movable Type 2.64」と今回インストールした「Movable Type 3.3」では命名ルールが違っているので、まったくリンクできなくなります。
��.カテゴリーの階層化
「Movable Type 2.64」ではカテゴリーが階層化できなかったので、「KEYWORDS」にカテゴリー情報を入れて、カテゴリー階層化を意識カスタマイズテンプレート作成して運用していました。
「Movable Type 3.3」ではカテゴリーの階層化ができるので、これに合わせて、インポートする前に、エキストートデータを変更する必要があります。
��.ドメインネームの引継ぎ
今までのドメイン名(www.una3.redirectme.net)をつかっていました。
さくらレンタルサーバでは、独自ドメインの引継ぎサービスが格安(2000円弱)であるので、これを利用すれば、同じURLでBlog運用が可能でした。しかし、「1.」の問題もあり、設定もしなければならないことも考え、さくらレンタルサーバ標準のドメイン名(una3-slowfly.sakura.ne.jp)でいくことにしました。
「1.」、「2.」、「3.」をふまえ、次の作業スケジュールを考えました。
��1)コンテンツファイル内のドメイン名変更
コンテンツファイル(*.xml,*.htm,*.html)及びインポートファイル内のドメイン名を変更する
変更前:www.una3.redirectme.net/SuzukiBlog/mt/blog01/archives01
変更後:una3-slowfly.sakura.ne.jp/blog/archives01
変更前:www.una3.redirectme.net/SuzukiBlog/mt
変更後:una3-slowfly.sakura.ne.jp/blog
変更前:www.una3.redirectme.net/~SUZUKI/mt/blog01/archives01
変更後:una3-slowfly.sakura.ne.jp/blog/archives01
変更前:www.una3.redirectme.net/cgi-bin/MT
変更後:una3-slowfly.sakura.ne.jp/mt
変更前:www.una3.redirectme.net/cgi-bin
変更後:una3-slowfly.sakura.ne.jp/mt
この作業をする為、フリーソフトgrepreplaceをダウンロードして、全てのファイルを一括に文字列変換しました。
��2)インポートファイルの文字列変換
予め、自宅サーバ(Movable Type 2.64)でエキスポートしたファイルで単純文字列変換できるものをエディターで変換する
変更前:PRIMARY CATEGORY: スペック
 変更後:PRIMARY CATEGORY: <--[TITLE:] の'-'までの文字列
変更後:CATEGORY: <--[TITLE:] の'-'までの文字列
変更前:PRIMARY CATEGORY: トピックス
変更後:PRIMARY CATEGORY: Topics
変更前:CATEGORY: トピックス
変更後:CATEGORY: Topics
変更前:CATEGORY: フライトログ
変更後:CATEGORY: Flightlog
変更前:CATEGORY: Blogの使い方
変更後:CATEGORY: Other
変更前:CATEGORY: Blogポリシー&ルール
変更後:CATEGORY: Other
変更前:CATEGORY: Stuff
変更後:CATEGORY: Test
変更前:CATEGORY: Blogポリシー&ルール
変更後:CATEGORY: Other
変更前:AUTHOR: ShinyaSuzuki
変更後:AUTHOR: una3
��3)カテゴリーの階層化
変更前:PRIMARY CATEGORY: 開発タイプ
変更後:PRIMARY CATEGORY: <--[TITLE:]
変更後:CATEGORY: <--[TITLE:]
変更前:PRIMARY CATEGORY: 開発状況
変更後:PRIMARY CATEGORY: <--[TITLE:] 最後の2文字カット
変更後:CATEGORY: <--[TITLE:] 最後の2文字カット
変更前:PRIMARY CATEGORY: 作業ログ
変更後:PRIMARY CATEGORY: <--[KEYWORDS:] 1個目の_***-?? の***をセット
変更後:CATEGORY: <--[KEYWORDS:] _***-?? の***をセット
��個以上の時は複数行
この変換は単純文字列変換できないのでVC++でプログラミングして変換しました。
��4)インポートファイル変換
Shft-JIS ---> Unicode(UTF-8)
改行=CR+LF ---> 改行=LF
ファイルを2分割する(サイズが大きくてインポートできなかった)

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