2007年1月8日月曜日

第67回F西多摩体育館飛行会

第67回F西多摩体育館飛行会参加し
1.CarbonFun02飛行
2.Mini TENSOR 4Dの操縦
3.mini MANTAの操縦
を行いました。


1.CarbonFun02飛行
作業時間不足の為、自宅では動作確認などまったくできていません。
案の定初期トラブル(ガタ、接着不良など)があり、セロテープなのでパッチあてながらのテスト飛行でした。
画像をクリックすると動画(6.6M)がオープンします。
ホバリングテストの模様です。
CarbonFun01に比べ全備重量が100g(23%減)が効いて、パワー的に余裕を持って飛行できています。

CarbonFun01では、飛行しているうちにバッテリーの電圧低下で後半にはホバリングできるスラストがなくなっていました。ですから、大きなスラストが必要ない飛行練習に切り替えて、ESCオートカットまで練習していました。
しかし、CarbonFun02ではスラストに余裕があるのでバッテリーの電圧低下が起こってもホバリング可能です。動画の最後にあるように、ホバリング飛行中にESCオートカットでモーターストップし、テールスライド墜落が起こってしまいました。
幸い機体やサーボにダメージはありませんでしたが、飛行時間には気をつけてホバリング飛行する必要があります。
2.Mini TENSOR 4Dの操縦
画像をクリックすると動画(4M)がオープンします。
ロール飛行テストの模様です。

ロールレートが早いです。私にはロール中に操舵できません。しかし、急激なノーズダウンはありません。ロール中の操舵無しで、F西多摩体育館でも2回ロールが可能でした。
ロールレートだけでなく、ピッチレートも早いようです。
動画の最後では、ピッチ方向の姿勢変化に私のエレベーター操舵がついていけず墜落させてしまいました。このことは、PIO(Pilot Induced Oscillations)と言います。ネット検索すれば詳しく説明している所があると思います。
左右にローリングする挙動
この症状は大野さんのMini TENSORでは発生していません。
左ラダー操舵すると左にロールする挙動はどちらにもあります。
左ラダー操舵し左旋回を開始すると、栗田さんのMini TENSORはロールが戻り始める挙動が発生するのです。その挙動は左右同じように発生し、この飛行機のロール固有振動数とたまたまマッチして左右のローリング振動がなかなか収束しないようです。
なぜ、栗田さんのMini TENSORはロールが戻り始める挙動が発生するか?
栗田さんのMini TENSORの主翼上面にはタトゥーシールが張って在ります。その為、上面に反っています。斜め前から見ると主翼の迎角が大きくなった状態になる訳です。
例えば、左に旋回中は左斜め前から空気が流れるので、左翼の揚力が大きくなります。
つまり、ロールが戻り始める訳です。
大きな飛行機は固有振動数が大きいので、この症状は発生しません。
小さい飛行機で発生する症状のようです。
画像をクリックすると動画(4.5M)がオープンします。
この飛行機は、2002年に私が作成したピーナッツスケールです。同じような症状が出ているのがわかります。
原因は栗田さんのMini TENSORとは違い、スピットファイヤー特有の楕円翼に大きな上反角を付けたことが原因のようです。


3.mini MANTAの操縦
離陸した瞬間、左に大きくロールします。次に右エルロン操舵しながら離陸させると、今度は右に大きくロールします。ニュートラルがシビアーな可能性があると思い何度かトライしましたが、まるでニュートラルが無いように感じました。
エルロンについている整流版がいたずらしているような気がしていますが、結論まで至っていません。

1 件のコメント:

  1. 弟子の無鉄砲なダウンサイジング飛行機の調整をみていただき、感謝しています。人柱になっているかどうかは別として、いろいろなことがわかりました。
    飛行機のスケールと飛ばす楽しさを考えると、必ずしも小さくない方がいい場合もあることがわかりました。
    しかし扱いやすいサイズ、分解できる飛行機はまた別なファクターを持っています。
    とにかく飛ぶまではこのサイズで調整しますが、その後のサイズに関してはまだ先が見えませんね!

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