撮影者:栗田
Alulaをスロープで飛ばしました。
このスロープは南東に向いています。
今日は東風。
この場所は、やや回りこんで吹き上げているので、東南東の風になっています。足元の尾根は数十メートル右にのびた後、前へ曲がっています。そのため、今回のように左から吹く上昇風は、右前の尾根が受け止める形となり、ソアリングしやすくなるのです。
このエリアは、木を伐採している場所が少なく、眼下に林が迫っています。その林の上を吹いてくる風は乱流となり、その乱流が治まる前に私達のソアリングエリアに到達しているため、上級者には面白く、初級者には難しいスロープでした。
Alulaの重心位置は、メーカー指定位置より3mm前から開始。
風もやや強いので、これでは風下に持っていかれるのを抑えることができません。
そこで、ノーズにウェイトを搭載。
C.G.:メーカー指定位置より8mm前 全備重量:193.5g
エレベータトリムはそのままで、上手く仕上がりました。
■今回の設定
エレベータニュートラルで、クルージングスピードになるようにしています。飛行中に常にダウンを操舵するのは好みでないので、この設定にしました。上昇風が大きい場所で、エレベータアップ操舵すると高度を稼ぐことができます。
■ウェイトについて
スロープソアリングの場合、風が強い時はウェイトを機体に搭載します。すると、滑空速度が大きくなって、強風に負けずに飛行できるようになるのです。
通常のグライダー(尾翼のあるタイプ)は、重心位置にウェイトを積みます。しかし、Alulaはプランク翼機(後退、前進角の少ない無尾翼)です。このタイプの機体はエレベータが敏感なので、乱流コンディションの時は、重心を前に出して、安定を大きくした方が操縦しやすくなる場合があります。
そんなわけで、今回はウェイトをノーズに搭載したのです。
2009年8月28日金曜日
2009年8月26日水曜日
Alulaテスト飛行2
改修の成果を見るため、再びテスト飛行しました。
初飛行の時とは打って変って微風コンディション。
テスト飛行にはもってこいです。
グライドテストだけでも、トリム調整がかなりいいところまで調整できました。
その後、SLランチを最初は30%ランチから始まり、50%ランチした時、分割部分が抜けました。桁がストレートカーボンパイプ(クロスで補強されてない)なので、かんざし部分の純正接合部品の金属ねじを締めすぎると、カーボンパイプが壊れます。ですから、締めをあまくしていたので、抜けたようです。
初飛行で抜けた時は、胴体スキッドが外れて、メカが飛び出したのですが、今回の改良スキッドでは外れていません。スキッド部分の改造は功を奏したようです。
かんざし部分のねじをもう少し締めて、70%ランチしました。かなり高度も取れていい感じに飛行することができました。ペグの追加でランチスピードはかなりアップしているようです。
ここで、テストは終了。
この後、翼を外して、カーボンパイプを見てみると、ねじのくぼみが残ってました。
ランチ性能が向上した(ペグ追加のため)Alulaでは、かんざしのねじ止め方式ではダメのようです。
初飛行の時とは打って変って微風コンディション。
テスト飛行にはもってこいです。
グライドテストだけでも、トリム調整がかなりいいところまで調整できました。
その後、SLランチを最初は30%ランチから始まり、50%ランチした時、分割部分が抜けました。桁がストレートカーボンパイプ(クロスで補強されてない)なので、かんざし部分の純正接合部品の金属ねじを締めすぎると、カーボンパイプが壊れます。ですから、締めをあまくしていたので、抜けたようです。
初飛行で抜けた時は、胴体スキッドが外れて、メカが飛び出したのですが、今回の改良スキッドでは外れていません。スキッド部分の改造は功を奏したようです。
かんざし部分のねじをもう少し締めて、70%ランチしました。かなり高度も取れていい感じに飛行することができました。ペグの追加でランチスピードはかなりアップしているようです。
ここで、テストは終了。
この後、翼を外して、カーボンパイプを見てみると、ねじのくぼみが残ってました。
ランチ性能が向上した(ペグ追加のため)Alulaでは、かんざしのねじ止め方式ではダメのようです。
2009年8月23日日曜日
2009年8月22日土曜日
2009年8月21日金曜日
Alula 初飛行
夏らしい日ですが、風が強い。
とても初飛行には向かないコンディションですが、Alulaが完成できたので、無理を承知で飛行にトライ。
■テスト飛行
グライドテストを数回行い、おおまかにトリム調整。
無尾翼の場合、グライドテストだけで完全にトリム調整をするのは難しいため、軽くDLランチにトライ。
その最初のフライトで主翼が抜けてしまいました。とりあえずテープ止めしてトリム調整を進めます。
今回は風が強いため、調整を完了できたのかよくわかりません。
ここで、やめておけばよかったのですが、ちょっと強くランチしたら・・・。
結果は大きく風に流されて、クラッシュ。
先端に入れたオモリが飛び出してしまい、ロストしてテスト中止となりました。
トリムアップ気味だったようです。機体を押さえられなくて、どんどん風下に流されてしまったのです。
今回のテストでわかった事
■効果があった改造点
・サーボ位置変更
キット純正では胴体側にサーボが搭載されていて、分割する時にリンケージをはずさなければなりません。
そこで、サーボを主翼側に搭載。
サーボの位置が変るので、エレボンホーンの位置も変更します。どうせ変更するなら、リンケージを主翼下部から上部へ移動。このことで、地上ランディングの時にリンケージ破損は少なくなるでしょう。
飛びに関しても、空気圧力の高い下面がすっきりするので、上昇性能は向上すると考えています。(今回の飛行では未確認)
サーボケーブルは元サーボ搭載場所にコネクターを収納、付属のシールマークを蓋に改造しています。
この方法は、扱いやすいことがわかりました。
・DL用ペグ
翼端にDL用のペグを装着したことで、ランチしやすくなっていると思われます。まだ、フルランチしてないので、改造前にくらべどのくらい効果があるのかはまだ未確認。
■問題点
・磁石のみの結合
磁石のみの力で分割翼を固定していたのですが、DLランチには耐えられないことがわかりました。
当初、DL時の遠心力はせいぜい4~5Gだろうと・・・。
なので、機体重量が200gとしても、1kg程度の磁力があれば問題ないと考えたわけです。
しかし、ランチの瞬間(指が離れる瞬間)には大きな衝撃荷重がかかっているようで、みごと失敗でした。
分割方式は純正の方式(かんざし部分をねじロック)に戻しました。
■今後のテスト
・平地で風のない日に、トリム調整を完了させて、ハンドランチ性能を確認する。
・リッジソアリングができる場所をみつけ、リッジにおけるソアリング性能を確認する。
とても初飛行には向かないコンディションですが、Alulaが完成できたので、無理を承知で飛行にトライ。
■テスト飛行
グライドテストを数回行い、おおまかにトリム調整。
無尾翼の場合、グライドテストだけで完全にトリム調整をするのは難しいため、軽くDLランチにトライ。
その最初のフライトで主翼が抜けてしまいました。とりあえずテープ止めしてトリム調整を進めます。
今回は風が強いため、調整を完了できたのかよくわかりません。
ここで、やめておけばよかったのですが、ちょっと強くランチしたら・・・。
結果は大きく風に流されて、クラッシュ。
先端に入れたオモリが飛び出してしまい、ロストしてテスト中止となりました。
トリムアップ気味だったようです。機体を押さえられなくて、どんどん風下に流されてしまったのです。
今回のテストでわかった事
■効果があった改造点
・サーボ位置変更
キット純正では胴体側にサーボが搭載されていて、分割する時にリンケージをはずさなければなりません。
そこで、サーボを主翼側に搭載。
サーボの位置が変るので、エレボンホーンの位置も変更します。どうせ変更するなら、リンケージを主翼下部から上部へ移動。このことで、地上ランディングの時にリンケージ破損は少なくなるでしょう。
飛びに関しても、空気圧力の高い下面がすっきりするので、上昇性能は向上すると考えています。(今回の飛行では未確認)
サーボケーブルは元サーボ搭載場所にコネクターを収納、付属のシールマークを蓋に改造しています。
この方法は、扱いやすいことがわかりました。
・DL用ペグ
翼端にDL用のペグを装着したことで、ランチしやすくなっていると思われます。まだ、フルランチしてないので、改造前にくらべどのくらい効果があるのかはまだ未確認。
■問題点
・磁石のみの結合
磁石のみの力で分割翼を固定していたのですが、DLランチには耐えられないことがわかりました。
当初、DL時の遠心力はせいぜい4~5Gだろうと・・・。
なので、機体重量が200gとしても、1kg程度の磁力があれば問題ないと考えたわけです。
しかし、ランチの瞬間(指が離れる瞬間)には大きな衝撃荷重がかかっているようで、みごと失敗でした。
分割方式は純正の方式(かんざし部分をねじロック)に戻しました。
■今後のテスト
・平地で風のない日に、トリム調整を完了させて、ハンドランチ性能を確認する。
・リッジソアリングができる場所をみつけ、リッジにおけるソアリング性能を確認する。
2009年8月19日水曜日
Alula完成
2009年8月15日土曜日
2009年8月14日金曜日
2009年8月13日木曜日
2009年8月12日水曜日
2009年8月11日火曜日
2009年8月6日木曜日
第98回F西多摩体育館飛行会 参加
昔作った捻りエルロン飛行機を作成してみました。
捻り主翼部分の構造が未完成で十分に動作していません。その為、すこし上反角をつけています。
当初、胴体(垂直面積)がないので、操舵できないと考えてたのですが、後で過去のエントリーを見てみたら、今回と同じコンセプト(エルロンは動翼式)で飛行できていました。
捻り主翼部分の構造が未完成で十分に動作していません。その為、すこし上反角をつけています。
当初、胴体(垂直面積)がないので、操舵できないと考えてたのですが、後で過去のエントリーを見てみたら、今回と同じコンセプト(エルロンは動翼式)で飛行できていました。
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