2009年8月21日金曜日

Alula 初飛行

20090820Alula.jpg夏らしい日ですが、風が強い。
とても初飛行には向かないコンディションですが、Alulaが完成できたので、無理を承知で飛行にトライ。


■テスト飛行
グライドテストを数回行い、おおまかにトリム調整。
無尾翼の場合、グライドテストだけで完全にトリム調整をするのは難しいため、軽くDLランチにトライ。
その最初のフライトで主翼が抜けてしまいました。とりあえずテープ止めしてトリム調整を進めます。
今回は風が強いため、調整を完了できたのかよくわかりません。
ここで、やめておけばよかったのですが、ちょっと強くランチしたら・・・。
結果は大きく風に流されて、クラッシュ。
先端に入れたオモリが飛び出してしまい、ロストしてテスト中止となりました。
トリムアップ気味だったようです。機体を押さえられなくて、どんどん風下に流されてしまったのです。
今回のテストでわかった事
■効果があった改造点
・サーボ位置変更
キット純正では胴体側にサーボが搭載されていて、分割する時にリンケージをはずさなければなりません。
そこで、サーボを主翼側に搭載。
サーボの位置が変るので、エレボンホーンの位置も変更します。どうせ変更するなら、リンケージを主翼下部から上部へ移動。このことで、地上ランディングの時にリンケージ破損は少なくなるでしょう。
飛びに関しても、空気圧力の高い下面がすっきりするので、上昇性能は向上すると考えています。(今回の飛行では未確認)
サーボケーブルは元サーボ搭載場所にコネクターを収納、付属のシールマークを蓋に改造しています。
この方法は、扱いやすいことがわかりました。
・DL用ペグ
翼端にDL用のペグを装着したことで、ランチしやすくなっていると思われます。まだ、フルランチしてないので、改造前にくらべどのくらい効果があるのかはまだ未確認。
■問題点
・磁石のみの結合
磁石のみの力で分割翼を固定していたのですが、DLランチには耐えられないことがわかりました。
当初、DL時の遠心力はせいぜい4~5Gだろうと・・・。
なので、機体重量が200gとしても、1kg程度の磁力があれば問題ないと考えたわけです。
しかし、ランチの瞬間(指が離れる瞬間)には大きな衝撃荷重がかかっているようで、みごと失敗でした。
分割方式は純正の方式(かんざし部分をねじロック)に戻しました。
■今後のテスト
・平地で風のない日に、トリム調整を完了させて、ハンドランチ性能を確認する。
・リッジソアリングができる場所をみつけ、リッジにおけるソアリング性能を確認する。

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