以前、栗田さんと見学に行ったTDKHのソアリングエリアでAlulaを飛ばしてみました。
この写真は、お立ち台から撮影しています。
以下は、私のフライトメモ。
スロープは南向きだが、谷は東向き。
南風の時は向かいの尾根を越えてくる風となり、上昇風にならない。
なので、東向きの風が吹かないとスロープソアリングはできないことになる。
しかしこのエリアは、サーマル環境が面白い。
まず東風の時は、谷の麓にある平地で発生するサーマルが流れてくる。
良い時は常にサーマルがどこかに存在している。
ソアリングエリアの林は、木の色の違いや道路など、温度差を生じる条件が多くあり、東風でない時でも日が照ってくるとサーマルが発生する。そのため、滑空性能の良い(L/Dが大きい)グライダーであれば、谷に向かって前へ出していき、サーマルヒットさせることができる。
この日は、風が弱く(1m/s)、しかも南風がメインだったため、スロープソアリングはできない。Alulaは大型機とは違い滑空性能が劣るため、前へ出してもサーマルヒットはかなり厳しい。しばらく、風の様子を見ていると、時々東向きの風が入ってくることがわかった。
ぎりぎりソアリングできそうな風でランチ。でも、ピッチ操舵が粗く、機体がピッチングする。当然、高度ロスして、やむなくランディングとなる。
この時の重心は、マニュアル指定の位置。それを4mm前に出し、重心位置を凹みマークのある位置に移動させ、エレベータの舵角を増やし、マニュアルのエキスパートモードと同じにした。
ノーズにウェイトを積むことになったので、全備重量:180.7gとなった。
この後、時々やってくるソアリングタイミングでランチして、スロープソアリングできました。安定が向上したことで、ピッチ方向の敏感さが緩和され、今までと同じように操舵しても、機体が暴れることはなくなった。
ピッチ操舵が上手くできない場合、重心位置を前に出すことはベターチョイスなのだ。勿論、アーバンソアリング向きの性能は落ちる。(Alulaスロープソアリングのコメント参照)
重心位置を前に出すことによるデメリットと対策
・背面飛行時の操舵量が大きくなる:エレベータ舵角を大きくする
・ハンドランチ時、まっすぐ上昇しなくなる(宙返り気味になる)
↓
送信機にランチモードを設定(まっすぐ上昇するようにエレベータトリムをダウンにする)
2009年9月23日水曜日
2009年9月21日月曜日
Neutrinoモーター ゲット
先日の飛行会で、本井さんからNeutrinoモーターを購入しました。このモーターは、軸の3mmカーボンロッドが取り外せるなど、改造しやすく、高トルクタイプなので、羽ばたき機用のモーターに使ってみるつもりです。
第77回YSFC練習飛行会 参加
2009年9月18日金曜日
Alula 海風スロープソアリング
学生時代から、中田島砂丘の一番海よりの丘からスロープソアリングできることは知っていた。しかし、砂の丘を何個も越えていかなければならない。当然敬遠され、もっぱら防潮堤でソアリングしていたわけだ。
防潮堤が使えなくなった今、中田島砂丘に行くしかない。行って見ると、妙にチープな砂丘がある。砂の侵食で砂丘の規模が小さくなっていたのだ。覚悟していたよりずっと楽に、ソアリングスポットに到着。
この場所は中田島砂丘の一番東側。東側は少し低い丘が前方に延びています。この日は風が西よりなので、その丘が風を受け止めてくれます。
風速は3.0~3.8m/s。特にウェイトは必要ありません。重心もマニュアル指定のままで良いでしょう。
ピッチ側で機体が大きく姿勢を変える場面があります。エレベータが敏感で、操舵量が大き過ぎ。これでも、エキスポは入っているのですが、操舵テクニックまだまだです。
Alulaにとってベストソアリング条件。風の乱れは無い。姿勢は操舵しないかぎり乱れることはありません。ズームできない目視カメラでも良く映っているのは、近くをゆっくりソアリングできているからです。
最後に、ハンドキャッチしようとトライしましたが、アップタイミングが早すぎて、キャッチできませんでした。
防潮堤が使えなくなった今、中田島砂丘に行くしかない。行って見ると、妙にチープな砂丘がある。砂の侵食で砂丘の規模が小さくなっていたのだ。覚悟していたよりずっと楽に、ソアリングスポットに到着。
この場所は中田島砂丘の一番東側。東側は少し低い丘が前方に延びています。この日は風が西よりなので、その丘が風を受け止めてくれます。
風速は3.0~3.8m/s。特にウェイトは必要ありません。重心もマニュアル指定のままで良いでしょう。
ピッチ側で機体が大きく姿勢を変える場面があります。エレベータが敏感で、操舵量が大き過ぎ。これでも、エキスポは入っているのですが、操舵テクニックまだまだです。
Alulaにとってベストソアリング条件。風の乱れは無い。姿勢は操舵しないかぎり乱れることはありません。ズームできない目視カメラでも良く映っているのは、近くをゆっくりソアリングできているからです。
最後に、ハンドキャッチしようとトライしましたが、アップタイミングが早すぎて、キャッチできませんでした。
2009年9月17日木曜日
様変わりした防潮堤
2009年9月16日水曜日
2009年9月10日木曜日
2009年9月9日水曜日
第99回F西多摩体育館飛行会 参加
2009年9月3日木曜日
狭山湖 過去の天気
2009年9月2日水曜日
Alulaスロープソアリング2
撮影者:栗田
狭山湖の堤防。住んでる所から自転車で行けるぐらいの場所。ここでスロープソアリングができたら、Alulaの得意とするアーバンソアリングエリアということになります。
今回は風を見るため、ちょっとだけテスト飛行させてもらいました。
堤防は南北にのびている。東側は2段に盛り土された斜面。草木が植えられていてランディングも安全にできそう。
今日は北よりの風、左から斜面に対して50度ぐらいの角度から吹いています。風速3mぐらいの風が吹いたりやんだり。この風ではソアリングできません。それでも、風のぐあいを見るため、数回飛行させることにしました。
前回、ノーズヘビーのセッティングにしていたので、ノーズの重りをはずし、マニュアル指定の重心位置に戻しました。
左に向って飛行開始。いい感じに高度を取って、高度3mぐらいで飛行します。ある程度行ったところでターンして戻してくると高度はぐんぐん落ちてきます。このままだとランディングしてしまうので、少し前へ出して飛行させます。自分の所に戻ってきた時には、回復不能な高度に。やむなくランディング。
風はきれいに吹いてます。前が開けているので風の中に渦成分はまったく含まれてないようです。
あとは、東風が吹く日がたくさんあれば、ソアリングエリアと言えますよね。
狭山湖の堤防。住んでる所から自転車で行けるぐらいの場所。ここでスロープソアリングができたら、Alulaの得意とするアーバンソアリングエリアということになります。
今回は風を見るため、ちょっとだけテスト飛行させてもらいました。
堤防は南北にのびている。東側は2段に盛り土された斜面。草木が植えられていてランディングも安全にできそう。
今日は北よりの風、左から斜面に対して50度ぐらいの角度から吹いています。風速3mぐらいの風が吹いたりやんだり。この風ではソアリングできません。それでも、風のぐあいを見るため、数回飛行させることにしました。
前回、ノーズヘビーのセッティングにしていたので、ノーズの重りをはずし、マニュアル指定の重心位置に戻しました。
左に向って飛行開始。いい感じに高度を取って、高度3mぐらいで飛行します。ある程度行ったところでターンして戻してくると高度はぐんぐん落ちてきます。このままだとランディングしてしまうので、少し前へ出して飛行させます。自分の所に戻ってきた時には、回復不能な高度に。やむなくランディング。
風はきれいに吹いてます。前が開けているので風の中に渦成分はまったく含まれてないようです。
あとは、東風が吹く日がたくさんあれば、ソアリングエリアと言えますよね。
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