YSFC画像付き掲示板に刺激されて、「テールにプロペラを付けて操舵する飛行機」を作ってみました。
全備重量:17.5g 翼面荷重:5.3g/dm2
��から3年前に、主翼翼端や、飛行機の後ろにプロペラ付けてエルロン、エレベータ、ラダーの代わりをさせるテストを行なったことがありました。その時は、機体も大きかったので、操舵力も大きくてはなりませんでした。
以下の問題
「操舵の為のモーター電流消費が大きくバッテリ容量を大きくしなければならない」
「操舵の為モーターユニット重量が大きく既存のサーボより大きくなる」
などが明確になりました。
当時は
「操舵は可能だが、既存のシステムより小型軽量にするにはかなりの研究が必要で、今自分が手を付けても成果を得るのは難しい」
と結論していました。
当時テストした飛行機の重量は約100g、翼面荷重は約10g/dm2でした。
現在は、当時に比べたら小型軽量化されているので再調査してみました。
操舵に必要な力
フルラダー時の垂直尾翼の揚力:5g
翼の後ろで空気の流れを制御した場合、は10%ぐらいの推力でもOKと考えられる。
つまり、テールに装着するモーターユニットの推力は1g程度でも十分操舵できそうです。
しかも、飛行速度が小さくなってきても、テールローター推力分は常に有効なので、ストール時にも舵が効くメリットがあります。
ひょっとすると、ファンフライにも有効かもしれません。
デジQのモーター(0.5g)があったので、簡易プロぺラを作成し、推力を測定しました。
電流0.5Aで推力1.4gでした。
JMP Comboのスペックを見るとアクチュエータ電流はが400mAです。
ちょっとオーバーですが、これでいくことにしました。
プロペラは翼の後ろになければ、効果が得られないので、最後尾に装着しました。
メインモーターは、M20と同サイズのジャンクモーターをダイレクトでU80プロペラを回しています。
六畳間でのテスト飛行では、メインモータ-推力、操舵力は十分な事までは確認できました。しかし、もう少し広い場所でないと、調整は完了できませんでした。
楽しみな飛行機がまた完成しました。
返信削除いい数字が手近な部品でそろいましたね。
あのジャンクモーターでも17g強の重量はOKなのですね。
「ファンフライにも有効かも」の一言が気になります。
もし成功したら現在流行っている3Dフライト機のデザインも大きくかわりますね。
試験飛行はスワンドームってことで。
できれば、スワンドームの前にプラッツで試験飛行しようと考えています。
返信削除もし、試験飛行できたら、その結果をアップします。