2005年3月7日月曜日

第42横田スローフライヤークラブ飛行会

第42横田スローフライヤークラブ飛行会に参加しました。
1. TAIYO ムスタング(Scale05-02)のテスト飛行を行いました。


1. TAIYO ムスタング(Scale05-02)のテスト飛行
タキシングテストから始めました。プロペラトルクが大きいので、右に取られます。左ホイールにトゥアウトを付けて解決しました。
滑走離陸は問題なくクリアしました。左に旋回する癖があるので、エルロンを右にトリムしてまっすぐ飛行できるように調整しました。
次に、旋回テストです。離陸して2mぐらい高度を取ったところで、エルロンを左に操舵して左旋回開始しました。上反角が小さくなったので、きれいに旋回していきます。若干バンクが大きくなっていく傾向にあるので、少しエルロンで調整して旋回します。
��80度旋回した時点で、直線飛行に戻す為、エルロンを右に操舵しました。飛行機のバンクが元に戻りかけた瞬間、右に大きくロールし、墜落してしまいました。
当初、状況がつかめず、何回かこの墜落をくりかえした所で、脚が破損しました。

その後、脚を外して、手投げでテストを続けました。
状況は、右旋回時の巻き込みが激しく起こっているようです。この原因の1つにはプロペラトルクが影響していることがあります。以前の考察(超小型飛行機のプロペラ回転方向に旋回時の巻き込み挙動
しかし、プロペラトルクの影響だけと考えるのも疑問があります。ファンフライ飛行機は、もっと大きなトルクのプロペラで問題なく飛行しています。今回のムスタングのスパンは525mmです。ファンフライ飛行機を飛ばしている人達の小型タイプよりもっと小さいので、トルクの影響は大きく受ける傾向にありますが、大き過ぎる気がします。
何回も墜落したのですが、飛行機はEPPなので、ほとんどダメージ無くテストが続行できました。しかし、サーボが破損しました。取付け用の板が薄くて折れやすいようです。かなりの衝撃を受けているので、軽量サーボであることを考えると、これ以上の強度を期待するのは無理があると思われます。

サーボ、脚を外すと、全備重量は96gになります。元の重量は106gなので、重量10%程度軽減されました。しかし、その程度では、飛行速度は5%程度遅くなるのみで、さほど飛行に差はありません。右巻き込み癖は変わりません。
とにかく、この原因が解決しないと、先へ進めません。
この挙動が、本当にプロペラトルクが起因しているかを確かめる為、2重反転プロペラを装着してテストしてみるつもりです。

2 件のコメント:

  1. まったくもって自信がない思いつきですが
    4翔ペラのために、反トルクが通常より大きくなる事はないでしょうか。枚数でなくて重量の問題となると思いますが。

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  2. 裕ちゃん。 確かに、その傾向はあると思います。
    しかし、それが大きな要素かどうかは、わかりません。
    ペラの取り付け部分も作りが雑で、各ブレードで、バランスは愚か、ピッチも違っていますので、その辺もトルクを大きくしていると思います。しかし、これも支配的要素か不明です。
    少なくとも、モーターの出力は決まっているので、同じモーターを使っていて、プロペラ直径が同じで、推力が同じぐらいなら、そんなにトルクの差が出ない気がしています。
    いずれにしろ、実験しないと、明確なことは言えませんよね。
    ��つ1つ潰していくしかないと思っています。
    バスケットコート1面クラスの体育館で、低翼エルロンのスケール機は、まだまともに飛行できてません。茨の道(DENYさんの言う人柱)になると思います。

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