2005年3月25日金曜日

目視カメラ 作成

自分の操縦するRC飛行機のフライトシーンを自分一人で録画する為の、目視カメラを作成しました。


最近、RC飛行機を飛ばしている時、そのフライトシーンを録画したいと思うことがたびたびありました。
私の場合、飛行会にはいつも一人で参加しているので、他の参加者に録画をお願いしなければ自分の飛行機のフライトシーンは録画できません。しかし、飛行会の参加者は自分の飛行機を飛行させたいわけで、カメラマンにはなりたくないのです。ですから、頼むのは好ましくありません。このことは、自分も含めみんな感じていると思います。
そこで、目視カメラを装着して、自分一人だけで自分の操縦する飛行機のフライトシーンを録画できないかと考えたわけです。
もし、これができたら、テスト飛行の墜落原因なども今までは、機体のフライトシーンを思い出して原因究明していたのが、ビデオを見ることでより正確にわかるようになリます。また、Blogにアップする情報も多くなります。
今回は、精密組立作業用ヘッドルーペに軽量デジカメを装備してみました。
実際の装着シーンはかなり怪しい感じになりますが、飛行会には事情の分かっていない人が来ているわけではないので問題ないと考えています。

デジカメの条件
デジカメは、京セラFinecam SL400Rを選びました。
条件として、
1.動画が録画できる
2.平たく装着しても撮影できる。
多くのデジカメは平面にレンズがあり、立てて装着しないと撮影ができないが、これはレンズの付いてる場所が薄い面なので、コンパクトに装着できる。
3.レンズ部分と操作部分が分かれている。
レンズ部分と操作部分をつないでいるコードを延長して、手元で操作できるように改造可能である。
4.ズーム機能がある。(できれば光学ズーム)
購入して取り扱い説明書を読んで分かったのですが、動画撮影時は電子ズームのみで、光学ズームは使えないことが分かりました。
5.なるべく小さくて、軽量である。

カメラ分解
購入早々、分解するのは気が引けたのですが、トライしてみました。
操作部を分解して、コードを延長できれば、手元で操作できるようになります。
ねじは、レンズ部分と操作部分の4本、電源スイッチの横の1本と、電池カバーの裏の1本の計6本しか発見できません。しかし、分解できませんでした。隠しねじがまだあるのか、はめ込みの爪があるのか、まだ分かっていません。
ですから、今回は手元操作はあきらめ、カメラ全体をヘッドルーペに装備しました。

4 件のコメント:

  1. 毎回、映像を撮っている立場から意見します。
    このシステムで撮影できる画像から、どれほど参考になる映像データが認識できるのか、多少疑問があります。
    ズーム機能があっても、正確に、しかも機速に見合うスピードでズームできないと、的を得た撮影はできません。
    ズームを多用しない映像だと認識できるのはスパンの大きな飛行機だけになるでしょう。
    ムービー専用のカメラでも画像サイズ的に限界があるので、このような静止画と兼用のカメラによる画像サイズの小さな映像だとつらいです。50cm以下の飛行機、またはスピードのあるエルロン機などは写っていても認識しずらいでしょう。
    以前、鈴木さんがやってこられたグラストロンでモニターしながらズームや位置のコントロールをできる方法も可能性があるように思います。

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  2. 確かに、現状のシステムでは、ズームはできないし、頭の向きと同じ方向を撮影しているが、飛行機がその画像のどこに写っているか分かりません。
    私はカメラマンとしての経験が少なくて、このシステムで撮影できる映像が映像データとして、どのぐらい有効性があるのかまったく想像できてないのです。
    とにかく、実際に撮影してみようと考えています。

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  3. 液晶の上の中央(左右keyの下)の小さい■(2x3mmくらい)
    カバーを外せば隠しねじが奥にあります。

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  4. cavemanさん>
    情報ありがとうございます。
    しかし、時すでに遅し、壊した後でした。
    数日後、分解しようと無理な力を加えたら、隠しネジの受け部分が壊れてしまったのです。とにかく分解できたので、中身を見るとケーブルがプリントケーブルだったりしてコードの延長は難しいことが解りました。
    若干不便でも何とか使えているので、このままで使っていくつもりです。

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