「自作ブラシレスモーター 自作キット EX-n」と対比しなが以下のテストを行いました。
��.EX-nで、バッテリー「Kokam Li-Poly 340mAh 2cell」と「E-Tec Li-Poly 250mAh 2cell」の対比
��.EX-nの磁石をCDノーマル磁石にした
��.自作プロペラ
��.TAIYO ムスタングに搭載した4枚ブレードプロペラ
テストに使用したプロペラは「GWS6030」、ESCは「YGE 4-BL」、バッテリは「E-Tec Li-Poly 250mAh 2cell」で行った。
��.EX-nで、バッテリー「Kokam Li-Poly 340mAh 2cell」と「E-Tec Li-Poly 250mAh 2cell」の対比
普段使用している「E-Tec Li-Poly 250mAh 2cell」が、「Kokam Li-Poly 340mAh 2cell」より、どのぐらい出力低下するか確認した。
結果は10%程度の低下があるが、何とかE-Tecでも使用可能と判断しました。
「Kokam Li-Poly 340mAh 2cell」
電圧:7.2V 電流:1.8A 回転数:7700r.p.m 静止推力:102.0g トルク:73.0gcm
「E-Tec Li-Poly 250mAh 2cell」
電圧:6.6V 電流:1.59A 回転数:7300r.p.m 静止推力:89.0g トルク:68.0gcm
��.EX-nの磁石をCDノーマル磁石にした
「イラスト・図解/小型モーターのすべて」に掲載されていた一口メモ(P.329)で磁石の磁力を大きくしても直接的にはモーター出力が大きくなる訳ではないようなので、実験してみました。
結果は、磁力が小さくても電流が多く流れているが、出力が大きく低下する訳ではないことがわかりました。
電圧:6.4V 電流:2.00A 回転数:7700r.p.m 静止推力:96.0g トルク:68.0gcm
��.自作プロペラ
GWS6030と同じピッチの自作プロペラの出力が純正と大きく違わないことを確認しました。
電圧:6.2V 電流:2.00A 回転数:7000r.p.m 静止推力:86.0g トルク:68.0gcm
��.TAIYO ムスタングに搭載した4枚ブレードプロペラ
前回のテスト飛行で大きな巻き込み癖があったので、トルクを測定しました。
GWS6030プロペラに比べトルクは1.7倍以上ありました。これが、大きな巻き込み癖を出していた原因と思われます。
次回は、自作6030プロペラでテストしてみるつもりです。巻き込み癖は減るはずです。
電圧:6.0V 電流:2.50A 回転数:5900r.p.m 静止推力:77.0g トルク:118.0gcm
��番目のノーマルの磁石のままのテストは、たいへん興味深く拝見しました。
返信削除さっそく自分でも1セルバージョンでノーマルに入れ替えて試してみましたがが、確かに大幅な変化は生じませんでした。パワード側に変更しているモーターはコイルの変更だけでなく磁石を換えている意味がどこにあるのか、よくわからなくなりました。
NSが交互に続く磁化の意味は、スイッチングの役割だけなのでしょうか。これで1セルバージョンがさらに手軽に作れるようになります。
「パワード側に変更しているモーターはコイルの変更だけでなく磁石を換えている意味がどこにあるのか、よくわからなくなりました。」(Kuritaコメント)
返信削除私も疑問に思って、考えてみました。
本にも載っていたように、磁力が強いと、最大パワーの回転数が小さくなるようです。より大きなパワーが必要な場合、大きなプロペラでないとそのパワーを十分に発揮できなくなります。大きなプロペラは回転数が小さめなので、磁力を強くしないとモーターの出力パワーが小さくなるだけでなく電流が大きくなり過ぎるのではないでしょうか。勿論減速ギヤーボックスを使ってもいいのですが、強力な磁石に変更した場合より重量が増すことが予想されます。
今回のベンチテストでも、電流が大きくなっているので、最大出力の回転数より小さいところで、使っていることになります。もっと磁力を小さくすると、6030プロペラでは、出力低下、電流増大が目立ってくると思います。今後、磁石を軽量化する時は出力低下、電流増大を調べながら、軽量化し過ぎないように注意したいと考えています。