第51回 横田スローフライヤークラブ飛行会に加しました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
を行いました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
重心位置(20%から30%へ移動)とモーターを新品に交換したことで、飛行が可能になりました。
水平尾翼の取付け角をアップにしすぎると、失速ぎりぎりの不安定な挙動に入る事がわかりました。例えば、ニュートラルで左旋回に調整してあるはずなので離陸後、左にバンクし左旋回に入るはずが、離陸後、左にバンクして、何も操舵してないのに右に旋回したりしました。
水平尾翼の設定が決まると空中での操舵もすなおでした。右旋回時の巻き込みも小さく、8の字飛行も問題なくこなせました。ただし、今搭載しているラダーのアクチュエーターのトルク不足で、右旋回はフルに操舵しないとF西多摩体育館では旋回できない状態でした。
地上滑走
当初、脚のトゥアウト調整のみで解決すると考えていたのですが、脚の調整してもスタート時の左スピン傾向が治りませんでした。地上停止状態からスロットルを上げていくと左にスピンして離陸できません。ですから、スタート時に右にラダーを操舵しておいて、地上滑走を開始し、速度が増すに従いラダーをニュートラルに戻す操舵をすることで、やっと離陸している状況でした。
地上滑走の直進調整はまだ研究が必要のようです。
Gee Bee R-1 擬似テスト
飛行調整が終了したGee Bee ZにGee Bee R-1のカウルを装着して、飛行テストしました。
重量が増し、カウルの抵抗が大きくなったので、離陸は厳しいかと予想していたのですが、何とか飛行できました。
画像をクリックすると動画(2.5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
Didel6mmページャーのままなのでパワー不足ですが、問題なく離陸しています。
この時は、水平尾翼の取付け角が、ややアップの状態で飛行しています。飛行姿勢を見ると、左旋回状態でノーズが右に向いた飛行姿勢になっています。アップがもう少し大きいと、逆バンク(左にバンク)で右旋回してしまいます。
画像をクリックすると動画(5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
水平尾翼の取付け角を調整(少しダウンにした)すると、飛行姿勢は改善され、前回の飛行より高度が取れるようになりました。しかし、パワー的にはぎりぎり状態です。バッテリー満充電で、数十秒間高度2m程度の飛行でした。
Super Slicks Redのモーターユニットに交換して、飛行テストしました。
モーターパワー増大した為、トルクの影響が大きくなり、左バンクが大きくなってしまいました。右翼の捻り下げを大きくする調整が必要です。(つまり、モーターユニットを交換すると、再度調整しなければならない)
画像をクリックすると動画(9M)がオープンします。(撮影者:栗田)
調整が終了すると、パワーには余裕をもってハーフスロットルでの飛行が可能でした。
飛行速度が大きくなっているので、だラダーの効きが良くなっているようです。ふらふらロールしているように見えるのは、ラダーの打ちすぎが原因です。ラダー調整すれば解消されると思われます。
ラダー調整:送信機でラダーのOutputを小さくするかExpをかける。または、飛行機のラダーニュートラルスプリングを強くする。
考察
Didelの6mmページャー(4.5Ω)Gee Bee Z 全備重量:16.7gより、
Super Slicks Red 擬似Gee Bee R-1 全備重量:20.2gの方がパワーには余裕がありました。
勿論、擬似Gee Bee R-1は飛行速度が大きくなり、右旋回時の巻き込みも大きくなりましたが、F西多摩体育館での飛行に支障がでるレベルではありませんでした。
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