前回の飛行会でGeeBee R-1用に代替モーターユニットが必要なことがわかりました。そこで、7mmページャモーター「Supe Slicks」でモーターユニットを作成してみました。
現在GeeBee Zに搭載しているモーターユニットは、Didelの6mmページャー(4.5Ω)を6.5:1にリダクションしたモーターユニットにGasparinのプロペラMCF5030を使っていました。
パワーアップをねらって、モーターサイズが大きいを7mmページャモーター「Supe Slicks」を使ってみた。
抵抗の違う2種類のモーターを入手していたので、モーターの取外しができるモーターユニットを作成しました。リダクションは4:1です。
後、比較のためM20LV(E-Chaegers)を4:1にリダクションしたモーターユニットもベンチテストしました。
Didelの6mmページャーモーターユニット 減速比 6.5:1 重量:2.5g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.62V 電流:0.37A 回転数:4380r.p.m 静止推力:12.5g 軸出力:0.47w
Supe Slicks(SS Orange)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.58V 電流:0.44A 回転数:4620r.p.m 静止推力:14.7g 軸出力:0.65w
Supe Slicks(SS Red)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.41V 電流:0.62A 回転数:5070r.p.m 静止推力:17.0g 軸出力:0.99w
M-20LV(E-Chaegers)モーターユニット 減速比 4:1 重量:5.0g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 450mAh
電圧:3.67V 電流:1.20A 回転数:6060r.p.m 静止推力:25.0g 軸出力:1.3w
考察
まず、M-20LVモーターは、出力パワーが大きいのですが、電流が大きく、搭載バッテリーを大きくしなければなりません。
Supe Slicks(SS Red)モーターの電流量は、0.62Aと、搭載バッテリー(E-tec Li-Poly 90mAh)のメーカースペック(最大電流:0.54A)を上回っているので、注意が必要ですが、パワー的に大きいので、Supe Slicks(SS Orange)モーターでパワー不足の場合は、搭載するつもりです。
パワー的には、Didelの6mmページャーモーターに比べて、Supe Slicks(SS Orange)は1.38倍、Supe Slicks(SS Red)は2.1倍と大きくなっています。
GeeBeeZに搭載した場合、計算上はSupe Slicks(SS Orange)モーターなら全備重量20g、Supe Slicks(SS Red)なら全備重量27gまで、飛行可能になることになります。
GeeBee R-1は、胴体が大きく、胴体抵抗がGeeBeeZの2倍になります。有効に使えるプロペラの面積も小さくなるので、プロペラ出力もより小さくなります。したがって、Supe Slicksモーターで飛行可能になるかは実際に飛行させなければわかりませんが、トライする価値はあると考えています。
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