2006年4月23日日曜日

赤外線標識(IrBeacon) テストその1

赤外線標識(IrBeacon)、標識方向センサー(BeaconDirectionSensor)を使った位置認識が可能かどうかの基礎実験を行いました。


赤外線標識
��okoさん設計の赤外線発信装置が手元にあるので、これを改造して赤外線標識用実験装置を作成することにしました。
この装置にはPIC12C509Aが使われています。今回の目的用にプログラムしたPIC12F675を差し替えて赤外線標識を作成しました。
この赤外線発信装置は体育館全てに赤外線が到達するようにIrLEDを数多く装着しています。
赤外線発信が強力すぎると、壁に反射した赤外線が受信してしまうと、発信方向が測定できなくなります。
かと言って、弱すぎるとその標識が認識できない場所が発生してしまいます。ですから、体育館のサイズにあった赤外線標識の発信強度を実験求める必要が出ます。
今回は、家の中で受光素子が方向センサーとして使えるかを確める為、IrLED1個のみが発信されるように、残りのIrLEDをマスクして実験しました。ちなみに、マスクしないで、家のなかで発信させると壁や天井に反射した赤外線を受信してしまうので、受光素子がどの方向を向いていても受信してしまいます。
標識方向センサー
以前Tokoさんから譲ってもらった、3.3Vタイプ赤外線受光素子が2個あったので、それを方向センサー用受光素子として標識方向センサー用実験装置を作成しました。
本来は受光素子8個装着してその受信情報から方向を測定しますが、今回は2個使って発信元の方向が測定可能か検証しました。

画像をクリックすると動画(4M)がオープンします。
画面が鮮明ではないですが、ノートPCディスプレイのデバックモニターに、受信したデバイスコード(1)が表示されています。
デバックモニターには受光素子8個分を想定して表示しているので、真ん中の2つに受信したデバイスコードが表示されているわけです。
受光素子を光源から角度を持たせていくと角度が急な受光素子が受信しなくなったのが確認できます。
これで、基本的にこの方式で標識方向の測定できることが確認されました。次は体育館テストです。

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