第62回F西多摩体育館飛行会と第63回F西多摩体育館飛行会で4種類(左上:InnoShock-cdコピー 右上:F3A_mini_Kurita 左下:ナンチャッテInnocent-EPP cd 右下:CarbonFun01)のスローファンフライの操縦体験ができました。
ファンフライ飛行をマスターしてない私でも、4機の違いに気づくところがあったので報告します。
ホバリング飛行など、ファンフライの飛行テクニックをマスターしてない私が、参考にした練習方法は、RealFliteG3の「Virtual Flight Instruction...」のJim Bourkeさんの「Sport Aerobatics 10 - Hover Prep」です。
ホバリング系の操縦をマスターするには、まず飛行機ノーズを上げた飛行(High alpha flight)をさせ、ホバリング時の不安定な挙動に対する操縦練習することが重要なようです。
そこで、この4種類の飛行機を大迎角飛行(High alpha flight)させてみました。
まず、F3A_mini_Kuritaですが、第62回F西多摩体育館飛行会の時は、重心位置、エレベータ舵角の調整が終了してないようで、そのままエレベータをアップしていっても、大迎角飛行に入れませんでした。
その後、重心位置を後方にずらして、この問題は解消したようです。
��機とも大迎角にしていくと、ロール挙動が起こりそれを常に修正しないとまっすぐ飛行できません。
しかし、このロール挙動に大きな違いがありました。
ナンチャッテInnocent-EPP cdは常にエルロン修正が必要ですが、CarbonFun01はほとんど必要ありませんでした。
エルロン修正の必要な度合いは
CarbonFun01 < InnoShock-cdコピー < F3A_mini_Kurita < ナンチャッテInnocent-EPP cd
の順位でエルロン修正が大変になりました。
この状況を私なりに分析してみたのですが、主翼の後退角が効いているような気がします。
図面があるのは、F3A_mini_KuritaとCarbonFun01なので、この2つの後退角を計測してみました。
F3A_mini_Kurita:後退角=4度
CarbonFun01:後退角=13度
です。
画像から後退角の大きさで比べると
ナンチャッテInnocent-EPP cd < F3A_mini_Kurita < InnoShock-cdコピー < CarbonFun01
のように思われます。
ナンチャッテInnocent-EPP cdはエルロンコードがオリジナル飛行機より翼短部分が切り落とされているように見えます。オリジナル飛行機は後退角ゼロのように見えますが、この飛行機はやや前進角になっているような気がします。
CarbonFun01は初心者にとってホバリング練習しやすい飛行機と言えますが、色々なパターン演技をこなす場合に、この後退角がマイナスになる要素があるような気がします。
Kbオリジナル飛行機の解説をみると、上級者向けとなっている飛行機には後退角が無いように見えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿