2007年9月3日月曜日

第75回F西多摩体育館飛行会

20070902Clik400_HoveringTest.jpgClik400のホバリング飛行テストを行いました。


Clik400に搭載していた、モーター(Gasparin GP15 4W Bee)をやめ、先日作成した1セル用軽量ブラシレスモーターを搭載してホバリング飛行のテストを行いました。

推力重量比的にはホバリングが可能でも、この飛行機はかなり厳しいようです。
Clik800とClik400でホバリング飛行を比較してみます。
��.ホバリング時の舵の効き
ホバリング飛行時は、前進速度が無いのでプロペラが誘導する風が尾翼にあたって姿勢を変えることになります。
Clik400はClik800に比べ重量が1/4なので、風の量も小さく、姿勢変更しにくい状況です。
��.テールスライド時の舵の効き
テールスライドすると舵は逆効きします。実際には、プロペラが誘導する風が勝っていれば、逆に効くことはありません。
Clik400はClik800に比べ推力に余裕が無く、テールスライド気味になると、ますます舵の効きは悪くなるわけです。
��.姿勢変化の早さ
小さいものほど、姿勢の変化は早くなります。Clik400はClik800に比べサイズが半分なので、数倍機敏に姿勢が変化します。つまり、Clik800より数倍機敏に操舵できないと制御できないことを意味します。
��.ホバリング時の操舵量
ホバリング時は通常飛行時より、大きな操舵が必要になります。
Clik400はClik800ほど尾翼の操舵角が大きくありません。
以上の考察から、まだこのサイズの飛行でのホバリングは乗り越えなければならない問題が多く残されているようです。
今考えられること
軽量化
ホバリングに有利になる空力オブジェ装着
サーボの高機能化

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