2009年7月27日月曜日

第72回YSFC練習飛行会 参加

20090726Flightlog.jpgプロペラにサイドスラストをつけることで、何とか8の字飛行できるようになりました。


鳥の尾は尾羽をまとめて平たい板のようになっています。その板を斜めにすることで、ヨーイング(飛行機で言うラダー操舵)しています。
しかし、板を斜めにしているので、ヨーイングと同時にピッチングも影響します。
ですから、そのことに注意し、ヨーイング操舵した時は、ピッチングの挙動をみてピッチング操舵(飛行機で言うエレベータ操舵)を行うようにするのです。

2009年7月25日土曜日

サイドスラスト

前回の「鳥の尾と同じ動きでの操舵実験」はプロペラ後流の影響が大きいことが判明したので、サイドスラストをつけて調整してみることにしました。


2009年7月24日金曜日

ワシタカ類の飛翔その1  帆翔

20090724Kumataka_Hansyou.jpg左の写真はYouTube動画「2007 10クマタカ飛翔」からダウンロードしたものです。
熱上昇風をとらえて、滑空している飛行を「帆翔」と言います。


熱上昇風(サーマル)とは、地面の温度差で温められた空気が泡状になって上昇していくものです。ですから、サーマル内に留まるために旋回飛行を繰り返すことになります。
この動画は、未編集(カットされてない)ではないようですが、アップされている動画内では1回も羽ばたいていません。
尾は時々広げるだけです。尾のフラップ効果はクマタカにとって大きいものではないようです。それより、サーマル内では風が乱れているので、尾を広げて動かし、姿勢を制御しているようです。

2009年7月23日木曜日

鳥の尾は尾翼(安定板)ではない

今まではインドアRC飛行機、RCグライダーなど、飛行機を作ってきました。
つまり、鳥の飛翔についてはまったくわかっていないのです。
そこで、インターネットを検索し、ワシタカ類の飛翔動画を見てみました。


まず、注目したのが「鳥の尾は飛行機の尾翼のように、安定板として機能しているのか?」です
鳥は尾を安定板として使っていないと思われます。つまり、飛行機風に言うと無尾翼機なのです。
滑翔時など、尾はたたんだ状態で飛行しています。
初列風切羽をひろげると「前進角無尾翼」、初列風切羽を少したたむと「後退角無尾翼」になります。
ルート翼の迎角を小さくして釣合を取っているようです。
20090723Bird.jpg左の写真は2008 6ハチクマ♂飛翔からダウンロードしたものです。
ルート翼の後縁がはね上がっているのがわかると思います。

安定としては、ほとんどゼロでも鳥は飛行できると思われます。
しかし、フィードバック制御を搭載しない、RC鳥飛行ロボットではもっと安定は大きくしないと飛行できないと考えています。
次に、「鳥の尾はどんな役割をはたしているのか?」
帆翔時に、尾を広げフラップ的な高揚力装置として使ったり、急激に姿勢を変えたい時などに使っているようです。
ヨーイングさせるのは尾が効果的なようで、滑翔時にヨーイングさせるためにたたんだ尾をひろげてヨーイングさせた後、またたたんでいるシーンもありました。
参考にした動画
Bird-Brain Birder」のチュウヒ♂成鳥1オオタカ♂成鳥1
トビのハイスピードムービー CASIO EX-FC100
チョウゲンボウのハイスピードムービー CASIO EX-FH200
2007 10クマタカ飛翔
2008 6ハチクマ♂飛翔
2008 1オジロワシ止まり~飛翔 石川県
ケアシノスリ
ケアシノスリ2
Buse pattue (Buteo lagopus) 17 11 2007
buse pattue

2009年7月20日月曜日

第71回YSFC練習飛行会 参加

前回の「鳥の尾と同じ動きでの操舵実験」は、主翼がハングセイルを使っていたので、状況が把握できませんでした。そこで、普通の主翼を付けて実験してみました。


復活させたMtherShip03が問題なく飛行できるか確認できました。
デジカメの操作を間違えて、ハイスピード撮影になっています。

シンプルな主翼に変更して鳥の尾と同じ操舵をしてみました。プロペラの後流の影響で左右両方に旋回できるように調整できませんでした。
この先のテストは、実際の羽ばたき機(先日注文した:Lazy Hawk)で行います。

2009年7月19日日曜日

マザーシップ復活

鳥の尾と同じ動きで操舵できるか実験するため、MotherShip03を復活させました。
全備重量:105.0g
尾翼部分はリムーバブルになっているので、鳥の尾と同じ動きをするパーツに差し替えてテストするのです。


2009年7月18日土曜日

鳥型フライングロボット

20090717LazyHawk.jpgこの画像は、Sean KinkadeさんがYouTubeにアップした動画からダウンロードしたものです。
今、RC羽ばたき機に興味が集中しています。羽ばたきといったら、羽ばたき式の推力装置を持った飛行機ではなく、昆虫型フライングロボットか、鳥型フライングロボットでしょう。私の興味は鳥型。しかも、ワシタカ類で羽ばたきを止めてソアリングする鳥型フライングロボットなのです。


先日、ネット検索していたら、Wing Lock systemを搭載した羽ばたき飛行機が製品で売られていることを知ったのです。
その後、Hawkシリーズを開発しているSean Kinkadeさん(ワイオミング在住)にコンタクトを取ってみました。
すると、彼オリジナルのWing Lock systemを開発していることを話してくれました。
まだ、ベータテストも完成してない状況なので、直ぐ購入できるわけではありません。
ベータテストモニターになりたいことを話したら、快く承諾してくれました。
とは言え、ベータテストも完成してないわけなので、もう少し待ちになります。

2009年7月15日水曜日

第70回YSFC練習飛行会 参加

20090712Flightlog.jpg鳥の尾と同じ動きで操舵できるか実験してみました。
パソコンの能力不足で今回は動画の編集ができませんでした。


先週飛行したRCハンググライダーに胴体を付け、三角尾翼を追加しました。
左の写真はニュートラル、中写真はラダー右、右写真はエレベータアップです。

今回は、まっすぐ飛行するのがやっとで、うまく操舵できませんでした。
パワー不足、主翼のアドバースヨーイングなど、条件が複雑になっているので、調整しきれませんでした。
主翼をシンプルなものに変えて、再度テストしてみるつもりです。

2009年7月12日日曜日

ビローシフトとは

ロガロ式のハンググライダーはパイプで組んだ骨組みにセイルを張った、シンプルな構造のグライダーです。
写真で見て分かるとおり、セイルの後ろが左右それぞれ湾曲しているように見えます。
このことをビローと言います。
ちなみに、この写真のパイロットは私です。私が学生時代に撮影したものです。

このグライダーは無尾翼で、翼は後退しています。
この形式のグライダーは安定を得る為に、翼は捻り下げが必要です。
セイルにビローがあることで、捻り下げをつけているのです。
ですから、ロガロ式グライダーのセイルをピンと張って、ビローを無くしてしまうと、不安定になって飛行することができません。
さて、このビローを左右で違う状態にすることを、ビローシフトと言います。
左右のビローの大きさが違う訳だから、左右の捻り下げが違うことになり、エルロンを操舵したのと同じ挙動をロガロ式グライダーは起こすことになるのです。
これを使って、旋回するわけです。
「ハンググライダーはパイロットが左右に動いて、体重を移動することで左右のバランスを変えて旋回する」と言う話を良く聞きます。
確かに、左右のバランスを変えているのですが、その状態で左右のセイルにかかる重量が違ってくるので、左右のビローの大きさが変ります。つまり、ビローシフトしているのです。これで、旋回できるのです。
先日、私が作成したRCハンググライダーは、体重移動ではなく、直接翼の先端を引っ張ってビローシフトさせています。

左の写真はサーボニュートラル状態で、サーボホーンの先に結んであるPEラインは翼端に繋がっていてます。この状態で、翼端を引っ張っているのでビローが付いているのです。
操舵するとサーボが動き、ビローが変化します。
中写真はエルロン操舵、右写真はエレベータ操舵したところです。

2009年7月8日水曜日

3D-FO Q&Aコーナー

購入者や購入を検討されている方のために、組立に関するQ&Aコーナーを設けました。
以下に、過去のQ&Aをエントリーしています。
現在エントリーしているQ&A以外に何か質問がありましたら、このエントリーのコメントに書いてください。
新たにエントリーを追加してお答えします。
質問以外で、もっとベターな解決方法を知っている方は各エントリーのコメントに書いて下さると、このQ&Aコーナーが充実していくと考えています。
よろしくお願いします。

Q05:張り線が緩るんでしまった場合の修理方法

A05:「PEライン(釣り糸)」は細い糸をよって作られています。
ですから、最初にピンと張っていても、徐々に伸びてきます。
多少の緩みは、飛行に影響しません。ですからそのまま飛行を続けてもかまいません。しかし、大きく緩んでくると、飛行に影響してきますので、張りなおした方が良いでしょう。
張りなおし方法は「3D-FOカーボンロッド交換」にPEラインの外し方が載っているので、緩んでいる所まで、外して張りなおすことができます。

Q04:パワーリップを間違って貼ってしまった

A04:パワーリップは丈夫な素材なので、剥がしても破れることはありません。
カットした端は無理な方向に引っ張るとほつれることが在るので、その時は剥がす方向を変えてみましょう。

Q03:パワーリップが破れた場合の修理方法

A03:パワーリップは破れにくい素材なので、墜落などの衝撃で破れることはめったにありません。しかし、作業中に誤ってカッターなどでパワーリップに傷をつけることなどがあります。小さい傷(50mm以内)ならば余ったパワーリップで修理できます。
修理方法:破れた場所を被うように余ったパワーリップをカットします。そのパワーリップを破れた場所を被うようにかぶせて、瞬間接着剤を着けます。
余った接着剤はティッシュペーパーで拭き取っておきましょう。

Q02:カーボンロッドが折れた場合の修理方法

A02:3D-FOは簡単に部品交換ができるしくみになっています。
詳細な修理方法は「3D-FOカーボンロッド交換」を見てください。

Q01:交換部品のばら売りはしますか?

A01:予約注文した時と同じメールアドレスから、交換部品番号名称、数量をお知らせください。
折り返し、代金+送料の合計金額をお知らせします。
注文した時と住所/氏名/電話番号が変っている時はお知らせください。

3D-FOカーボンロッド交換

機体をクラッシュ(墜落/激突)してカーボンロッドが折れてしまった場合など、カーボンロッドの交換方法について説明します。


この機体は、急降下してそのまま床に激突し、その時の衝撃で主翼外形カーボンロッド(AC-01)が折れてしまいました。
今回は、この部分を新しいカーボンロッドに交換します。

3D-FOのカーボンロッドは「PEライン(釣り糸)」で結んであるだけなので、それを外せばカーボンロッドを機体から取り外すことができ、簡単に部品交換ができるしくみになっています。
今回の作業では、交換用の2.0ミリ カーボンロッドとPEラインが必要になります。
張り線を外す
主翼前縁の張り線の端は、脚下カーボンロッド(DC-03)の先端に接着されています。
その部分の糸を針などで突付いて外し、糸の端をラジオペンチなどでつかんでほどいていきます。
下記の写真はDC-03のPEラインをほどいているものではありません。針とラジオペンチを使ったほどき方は同じなので載せています。

同じ方法で主翼後縁の張り線も解きます。張り線の端は主翼後縁カーボンロッド(AC-04)右終端に接着されています。
��手順解説文)ほどいた張り線はカーボンロッドを取り替えた後、また元にもどします。
カーボンロッドの接合部分を外す
結んであるPEラインをカッターで切ります。この時、カーボンロッドにキズを付けないよう気をつけてください。カーボンロッドからPEラインを外します。
AC-01と接合されている4箇所を外していきます。

��手順解説文)他の場所のカーボンロッドにキズをつけないように注意しましょう。キズがつくと、そこから折れることがあります。
カーボンロッドを抜き取る
カーボンロッド同士が接着剤で貼り付いていることがあるので、AC-01を接合角度が変るように曲げると、簡単にカーボンロッドを外すことができます。カーボンロッドはパワーリップの袋状の部分を通っているだけなので、前方から抜くようにして外します。

��手順解説文)カーボンロッドとパワーリップが貼り付いている部分がある場合、ピアノ線などを入れて、貼り付いている部分のパワーリップを引っ張るようにすると剥がすことができます。

カーボンロッドの組み立て
必要な長さにカットしたカーボンロッドを、先ほど抜いたパワーリップの袋に通し、元と同じ場所にセットします。
カーボンロッドを4箇所接合し、張り線を元のように結べば修理は完了です。
��手順解説文)カーボンロッドを通すのに、主翼後縁から始めると通しやすくなります。

2009年7月6日月曜日

第97回F西多摩体育館飛行会 参加

20090705Flightlog.jpgトリアイナで、翼型飛行機特有のマニューバリングである、「ディープストール」をやってみました。板翼機では、このマニューバリングはできません。



2009年7月2日木曜日

第69回YSFC練習飛行会 参加

20090628Flightlog.jpg2003年ごろから飛ばしていたRCハンググライダーを飛ばしました。先週は、2セルで重量オーバー、結果は上手く飛びませんでした。今度は1セルブラシレスモータに乗せ換えています。