「ywalk II .vs. Rocky-III 性能 その3」に先日解析したEiffel400を加えてみると、面白いことが解りました。
キャンバー0%のNACA0006は外して、比較した翼型の翼厚比と最大滑空比(L/D)
Rocky3Wing:翼厚比=7.6% L/D=12.49
S4083a: 翼厚比=8.0% L/D=12.88
ClarkYB: 翼厚比=11.8% L/D=11.35
AG27: 翼厚比=6.1% L/D=12.72
Eiffel400: 翼厚比=13.0% L/D=8.77
翼厚が大きいClarkYBとEiffel400の性能が悪いようです。
そこで、レイノルズ数を500000にしてXfoil解析してみました。
このRe=500000はプライマリーグライダーとか鳥人間コンテスト出場グライダーのレイノルズ数に当たります。
二次元L/D(翼のみのL/D)をレイノルズ数を変えて比較しています。
5e4_: Re=50000
5e5_: Re=500000
どの翼もRe=500000ではL/Dが100前後になっています。
Re=50000では、薄翼のS4083a、AG27は40弱で
翼厚が厚くなるClarkYB(翼厚比=11.8%)では30台前半
翼厚比=13.0%のEiffel400では20弱まで小さくなっています。
どうやら、スローフライRCグライダーの翼型は薄翼の方が良いようです。
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