NACA5307,NACA5407を使って、流れに注目してXfoil解析してみました。
NACA5407には二次元L/Dにトゲがあります。CDグラフを見ると、CDminの迎角から徐々に増大しているが、8°になるといったんCDが小さくなり、また徐々に大きくなっているのが分かる。
次に、気流の流れを比較してみる。
迎角が大きくなるに従い、剥離点が前方に移っていくのがわかる。
ここで、NACA5407の8°に注目すると、前縁で剥離したのが、20~30%で再付着している。
このことで、CDは改善してCLも増大しているようです。
Rocky3の主翼翼型をNACA5307、NACA5407に変更した場合の性能計算
NACA5407では、最小沈下と最大滑空の翼迎角は前縁剥離再付着が起こっている8°になっている。
最小沈下は小さくなっているので浮きが良くなっている訳だが、失速速度までの余裕がない。
また、前縁剥離再付着は安定して発生するのか、もう少し調査が必要と思われる。
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