2007年7月24日火曜日

Acro330シリーズ試作1号機  開発終了

前回の飛行会の飛行で、Acro330シリーズ試作1号機の目的は達成できたので試作1号機の開発は終了します。
小型アクロに適した素材と構造を探して、試作2号機の開発をスタートさせるつもりです。

小型アクロ飛行機(スパン400mm以下)に関する現状のイメージをまとめてみました。

・小型飛行機(スパン400mm以下)でのアクロ性
翼面荷重10g/dm2以下(例:Acro330では全備重量が30g以下)で作成できれば、F西多摩体育館などの狭いエリアでも充分アクロ的な飛行が可能
・翼端版の有用性
clik!やSouthernX-AMの主翼翼端に装着されている翼端版は小さい飛行機の方がより有効に効くと思われる。
小さい飛行機において、この空力オブジェなしでコブラやホバリング飛行を達成するのは操縦テクニックがより要求されることになる。
・60倍発泡 EPP の有用性
張り線構造などの構造的ケアすれば、アクロ飛行は可能なことが解った。
しかし、このやわらかい素材は、持ち運びや保管時でもケアしてあげないと変形して飛行できなくなる。(専用のキャリーケースや専用の保管ケースが必要になる)
もっと扱いやすい素材を選択した方がベターな気がしている。
Falconサーボ、コイルサーボの有用性
全備重量を軽く抑える為には、軽量なサーボを用いるのが必須となる。
現状では小型アクロ飛行機にはFalconサーボ、コイルサーボ以外の選択は無いと思われる。
勿論、比較的安価で評判の良いサーボ(例:Tahmazo TS-1002)に比べ、トルクはFalconサーボで1.4%、コイルサーボで0.12%or0.26%ほどしかありません。
このサイズの飛行機がアクロ飛行している時にかかるトルクはこれより小さいので問題ありません。
当然、リンケージの抵抗やガタは極力小さくするのは勿論、動翼のバランスを取ることも必須となります。

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