2003年7月1日火曜日

コイル巻き数検討

自作マグネットアクチュエータドライバー(IR_Tx_Rx02-01)で使用しているC8051は出力電流が大きくなると内部抵抗が大きくなる傾向にあります。
そこで、ドライバーに可変抵抗を接続し、出力電圧を測定し、コイル巻き数(重量)とトルクの関係を調べました。

まず、コイル(巻き数:408)をマグネットアクチュエータドライバーに接続し、入力電圧を(3.3V)でトルクを測定する。入力電圧は、モーターリップル電圧対策のため、バッテリ直ではなくDC-DCコンバータ(3.3v)を使うことになった為です。
入力はC8051の試験回路のソース電源として3.3vがあったので、それを流用しました。
その結果から、コイル巻き数、コイル重量、トルクの計算式を作成して、ドライバーに可変抵抗を接続し、出力電圧を測定しました。
その結果から、コイル重量とトルクのグラフを作成しました。
結果
考察
C8051の内部抵抗を考えると、巻き数2000回(600Ω)ぐらいにしたいところですが、コイル重量が1gを超えてしまいます。マグネットも合わせてアクチュエータ重量が2g近くなってしまいます。
妥協として、巻き数1000回(300Ω)ぐらいで作成しようかと考えています。
これだと、アクチュエータ2つで3gぐらいで、トルクは0.7gになります。これは、LivingRoomFly04-01で使用したMini-Magのコイルを使ったアクチュエータの約2倍になります。

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