2006年11月10日金曜日

GB ブラシレスモーター(22.7mmステーター φ0.4 20T) ベンチテスト

Go Brushless 22.7mmステーターで大野さんと栗田さんが同じコイルパターン(φ0.4 スター巻き20ターン)でブラシレスモーターを作っていました。
ですから、ベンチテストしてた結果の比較ができ、参考になりました。


比較できるように、プロペラ、アンプ、バッテリーは全て同じもので行っています。
プロペラ:APC Slow Fly 7x4
アンプ:PHOENIX 10
バッテリー:HP-LVX0300-2S|7.4V2S
大野さんのブラシレスモーター
大野さんのモーターはKbショップから購入したキットでカンは3種類Kb-S1、Kb-S2、GBcanで、磁石は5x5x1のネオジム磁石12個です。

左から、
Kb-S1モータユニット重量(プロペラ込み):27.5g
Kb-S2モータユニット重量(プロペラ込み):25.6g
GBcanモータユニット重量(プロペラ込み):28.2g

Kb-S1、Kb-S2、GBcan どれも最大静止推力160gぐらいで3.5A弱です。
静止推力130gでの電流も約2.4Aです。
Kb-S1が若干性能が良いようです。最大静止推力170g3.5A弱、静止推力130g約2.3Aとなっています。
栗田さんのブラシレスモーター
栗田さんのモーターはGo Brushlessから購入したもので、カンは2種類GBx、GBcanです。
GBxの磁石は5x4x2のネオジム磁石12個です。
GBcanの磁石は5x5x1のネオジム磁石12個です。GBcanはKbから購入したものと同じですが、軽量化しています。

GBxモータユニット重量(プロペラ込み):未測定
GBcanモータユニット重量(プロペラ込み):26.0g

栗田さんのGBcanは何か問題があると思われるので、栗田さんGBcanは外して比較してみました。
��種類のカンKb-S1、Kb-S2、GBx、GBcanどれも出力パワーにさほど大きな違いは無いようです。
栗田さんのGBcanモーターの問題点
同じコイルパターンの大野さんGBcanより、電流が大きく静止推力も小さくなっている。
私のGBcanベンチテストは、
コイルパターンが違うが、GBxとGBcanで性能の差はほとんどない。
このことから考えると、栗田さんのGBcanは磁石の効果が小さくなっていることが考えられる。
思いつく原因をいくつか上げてみる
��.磁石の貼り間違い
これは、始動しなくなるなどの不具合となり、若干性能が落ちるようなことは無いと思われる。
��.カンの軽量化
磁石の部分は削ってないようなので鉄が減った為に効果が減っていることは無いと思われる。ただし、作業中に鉄カンの温度が上がって磁力が弱くなることがあるかもしれない。私自身はこの経験が無いので何とも言えないし、実際の作業中の温度がどのぐらいだったか、わからないので何とも言えない。
��.磁石が違う
このブラシレスモーターの磁石は同じ5x5x1ネオジム磁石を使っている。しかし、私、大野さん、栗田さんのはそれぞれ購入ショップが違う。
私の磁石:鳥居さんのネオジム磁石
大野さん:Kbショップのネオジム磁石
栗田さん:Go Brushlessのネオジム磁石
と思われる。
同じネオジム磁石でもショップによって磁力が違う可能性があると思います。
同じなのか確認できるのなら確認したいところです。

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