2006年12月30日土曜日

Hyperion 3.7gサーボ 修理


画像をクリックすると動画(3.8M、1.6M)がオープンします。
チャタリングを起こして、お蔵入りしていたHyperion 3.7gサーボを修理しました。

Sekiaiさんの掲示版にポテンショメーターの問題と書かれたものを見て、調べてみました。
このポテンショメーターは軸がなく、十字のメス穴が開いています。そこに十字の軸を差し込んで使う方式のようです。
サーボホーンからテーパーの十字の軸が出ています。それにポテンショメーターのメスをはめるのですが、ポテンショメーターが下にずれると、オスとメスの間に隙間ができて、チャタリングを起こしているようです。
ポテンショメーターを上に押し込んだら、チャタリングは解消しました。

バッテリー 壊れる

スラストを入れたのにプロペラが回りません。
電圧を調べると、2V以下にドロップしてます。
カバーを外し、バッテリーを見ると膨らんでました。
原因不明の電圧ダウン事件はこれで2回目です。


2006年12月29日金曜日

ADXL202Eを飛行機に搭載

画像をクリックすると動画(2.5M)がオープンします。
Gセンサーを使った姿勢制御をCarbonFun01に搭載してみました。
全備重量:139g

一応思惑通り動作しています。
部屋でスロットルを入れてみたのですが、手を離せる感じではありませんでした。
広い場所でテストが必要なようです。


2006年12月21日木曜日

ナイフエッジ ミキシング

2002年に出版されたRCエアーワールド
特集されたファンフライ飛行機に興味を持って購入していたものです。
ナイフエッジのセッティングについて書かれていました。


2002年はファンフライの草分け時代だったようです。ファンフライ開拓者的な役割をはたした小野さん(トルクローラー小野)の話が載っていました。
当時、このような飛行機を体育館で飛ばしたいと思い購入したのです。
残念ながら、まだ時期尚早で今日まで本棚で眠っていた訳です。
ファンフライの生みの親であるフランス人のクリストフ・ペイサン・ルルー氏(Christophe Paysant Le Roux)が来日した事もありこの特集が組まれたようです。
インタビューでルルーは、インドアでのデモンストレーション飛行をする為にファンフライ飛行機を作ったと言ってました。そして、将来的に室内競技会を開く準備活動をしているとも言ってました。
��年後の今では、カテゴリー(F3AI?)が存在してますよね。
ファンフライ飛行機とは
形からきているようです。飛行機の重量に対して大きな翼面積、アスペクトの小さい主翼に大きな動翼、板状の大きな胴体がついている飛行機のことを言うようです。ゆっくりグリグリ(上下左右に方向を変え)飛行することをコンセプトとした飛行機なわけです。
F3A(パターンフライト)は屋外でもあり、速度に乗った曲技飛行が中心なので、ファンフライ機では無理です。
F3AI(インドアスローアクロ)の規定を知らないので分かりませんが、速度に乗った飛行演技があれば、ファンフライ機は苦手ということになります。
トルクローラー小野さんの記事にナイフエッジの調整について載ってました
ナイフエッジ飛行時の癖をとっておくことは、アクロ飛行を始めるにあたっての前準備作業のようです。
まず、その前に通常飛行している時の癖を取る必要があります。
この本に載ってなかったので、私のイメージをあげておきます。
エルロン、ラダーを操舵しなくてもまっすぐ飛行するようにエルロン、ラダートリムを調整します。
次に、正面飛行のエレベーターアップ操舵量と背面飛行のエレベーターダウン操舵量が同じになるようにエレベータートリムを調整します。
次にナイフエッジ調整ですが、ナイフエッジ時の癖についてwebだと色々な表現が載っていてわかりづらいのでこの本に載っていた表現を使います。
この画像は本に載っていたイラストです。
飛行機の上面をこちらに向けて右翼を上にしたナイフエッジしている所です。
左は、ナイフエッジ飛行に入ると勝手にロールしてしまう癖で、正面飛行になろうとするのが「起きグセ」といいます。逆に背面飛行になろうとするのが「寝グセ」です。
右は、ナイフエッジ飛行に入ると勝手にエレベーターが操舵されているように、上面に曲がっていくのが「アップグセ」、その逆が「ダウングセ」です。
まず、「アップグセ」「ダウングセ」を取ってから、「起きグセ」「寝グセ」を取ります。
「アップグセ」「ダウングセ」取り
 これは、ラダーからエレベーターにミキシングをかけます。
 ・右翼を上にしたナイフエッジ飛行に入れて、「アップグセ」「ダウングセ」を見ます。
  「アップグセ」:ラダー右でエレベーターがダウンになるミキシングを入れます。
  「ダウングセ」:ラダー右でエレベーターがアップになるミキシングを入れます。
 ・左翼を上にしたナイフエッジ飛行に入れて、「アップグセ」「ダウングセ」を見ます。
  「アップグセ」:ラダー左でエレベーターがダウンになるミキシングを入れます。
  「ダウングセ」:ラダー左でエレベーターがアップになるミキシングを入れます。
「起きグセ」「寝グセ」を取り
 これは、ラダーからエルロンにミキシングをかけます。
 ・右翼を上にしたナイフエッジ飛行に入れて、「起きグセ」「寝グセ」を見ます。
  「起きグセ」:ラダー右でエルロン左になるミキシングを入れます。
  「寝グセ」:ラダー右でエルロン右になるミキシングを入れます。
 ・左翼を上にしたナイフエッジ飛行に入れて、「起きグセ」「寝グセ」を見ます。
  「起きグセ」:ラダー左でエルロン右になるミキシングを入れます。
  「寝グセ」:ラダー左でエルロン左になるミキシングを入れます。


2006年12月17日日曜日

CarbonFun01 軽量化

CarbonFun01を軽量化してみました。
全備重量:125.5g
諸元(Spec)
スパン(Span) : 570mm
全長(Length) : 700mm
主翼面積(Wing area): 9.7dm2
水平尾翼面積(horizontal stabilizer area) : 4.5dm2
胴体面積(fuselage area) : 9.5dm2
翼面荷重(Wing Loading) : 12.9g/dm2

CarbonFun01はスパン600mmのスローアクロ練習飛行機として、ある程度使えることがわかってきました。
次に軽量化とダウンサイジングを考えて行きたいと思っています。
手始めに主翼を、ダウンサイジングも考慮した構造で、軽量化してみました。
改造前
主翼重量:16.9g

改造後
主翼重量:12.1g

28%の減量という事になります。
カーボンロッド+パワーリップ構造は、カーボンロッドが、強度を構成する要素と、パワーリップを張って構造を形成する要素を兼ねています。
面積が大きい時は、この事が効いて軽量な構造となります。
しかし、面積が小さくなってくる(荷重が小さくなってくる)と、EPP素材で強度が足りてきます。その時はEPPのみの構造の方が軽量になってきます。
今回の主翼はメイン構造部材にφ1.8カーボンロッド1本のみを使い、ある程度面積の小さい部分にはEPPを使った構造としました。

2006年12月15日金曜日

加速度センサー搭載 RC

画像をクリックすると動画(1.6M)がオープンします。
加速度センサーADXL202Eを搭載してRCサーボを動作させてみました。


2006年12月10日日曜日

センサー系と制御系独立システム

ASF Gyro コンセプトに合わせてPICをテストしてみました。




センサー系PICに加速度センサーADXL202EとRC受信機(JMP RX5-2.3)を接続し、制御系PICとRS-232C接続してみました。
今回は、インターフェーススピードを9600から19200bpsにアップさせて実験してみました。(38400bpsではうまく動作していません)
RCシグナルを受信してない時は、加速度センサー情報のみの通信となります。
加速度センサー情報のみの通信時間:2.7msec (5bytes)
加速度センサー+RCシグナル情報の通信時間:6.7msec  (12bytes)
動作確認してませんが、複数のセンサー系PICをRS-232Cバス接続可能になるような通信プロトコルにしました。
通信プロトコル
センサー系PICはセンサーの計測を行い、データ収集終了するとデマンドコード待ち(情報交換フェーズ)状態となります。
情報交換フェーズは制御系PICがトリガーとなって情報交換しています。
制御系PICがデマンドコード1バイトを送信し、それに対応した情報を持っているセンサー系PICが情報を返す方式です。
情報交換フェーズ終了は、終了用のデマンドコードを制御系PICが送信して終了します。
その後、各センサー系PICはデータ収集に戻るわけです。
センサー情報に関するメモ
//#### PING #####
// #define GET_BEACON_INFO_RS232C 10
// MIN:1 MAX:155 -----> for RS232C +80 ----> MIN:81 MAX:235
// 128(usec/count) distance= count*128/350/1000000/2(m) ---> MAX:3.5m
// data length:1byte
//
//#### ADXL202E #####
// #define GET_ADXL202_RS232C 11
// MIN:81 NEUTRAL:108 MAX:135
// 4(usec/count) A(g)=(count/216-0.5)/0.125 MIN:-1g MAX:+1g
// Pich or Roll = asin(A/1g)
// data length:2bytes x,y
//
//#### RC #####
// #define GET_RC_RS232C 12
// MIN:121 NEUTRAL:187 MAX:253 8(usec/count)
// JR RC signal ChengeLow to ChengeLow --> MIN:968usec NEUTRAL:1496usec MAX:2024usec
// Servo signal ChengeHight to ChengeLow
// data length:8bytes ---> 8channel
//
//#### BEACON ####
// #define GET_BEACON_RS232C 20 + 10
// #define DISABLE_NOBEACONSIGTIME 50
// Direction MIN:0 MAX:7 DISABLE:50
// --> for RS232C +80 --> MIN:80 MAX:87 DISABLE:130
// ReceiveNumber MIN:0 MAX:7
// --> for RS232C +80 --> MIN:80 MAX:87 DISABLE:130
// data length:2bytes Direction,ReceiveNumber

2006年12月6日水曜日

ASF Gyro コンセプト

今後、フライングロボットに搭載することを想定して、汎用性のあるコンセプトを考えてみました。

色々なロボットに搭載することを考えると、全ての機能が基盤に入っている方式ではなく、センサー系と制御系が独立していて、それらをインターフェースケーブルで接続する方式がベターと考えています。
インターフェース方式として当初I2Cを考えたのですが、うまく動作させることができませんでした。
そこで、今回はRS232Cで接続させることにしました。
加速度センサーADXL202Eの計測用(ADXL202E_PIC)と制御用(メインPIC)にそれぞれPIC12F675を使ってテストしてみました。
画像:ノートPCの上に計測用(ADXL202E_PIC)と制御用(メインPIC)が乗っています。
左のPICがADXL202E_PICでADXL202Eの他に電源ON確認用にLEDが点灯させました。
��セル電源がESCのBEC経由で右のメインPICに供給しています。
ノートPCに加速度センサー情報が表示されているのが見えます。
この情報はADXL202E_PICからRS232C経由でメインPICに、別なRS232C経由でノートPCにもたらされたものです。
インターフェースは1ピンのみで、メインPICから1バイトのデータ要求コードが送信されると、そのコードを受け取ったADXL202E_PICがxとyのデューティー値をそれぞれ1バイトづつ返す方式としました。
インターフェーススピードは9600bpsで行い、1msec待ってデーターが帰ってこなければタイムアウトとしています。
実験すると、データー要求してデューティー値を受け取るまで、約3msec余り掛かることがわかりました。
基本動作
メインPICでRCシグナルを受信し、そのシグナル周期を基本として動作させる方式とします。
RCシグナル(JR)は23msec間隔で、シグナルを受信してないアイドル時間が10msecぐらいあります。
その時間内で、センサーからの情報を取得し、制御処理した後、サーボシグナルを送出するわけです。
ADXL202E_PICからのデーター取得に3msec余り費やすのは結構大きいですが、より速いインターフェースが使えるまでは、何とかこれでやってみるつもりです。

ASF Gyro

6年前に作った私のPIC処女作です。


秋葉原で加速度センサーADXL202Eを偶然目にして、RC飛行機の姿勢制御装置が作りたくなって作成してみたものです。
ラダーサーボ、エレベーターサーボと受信機の間に接続して動作するように作成してました。
試しに接続してみましたが、もう動きませんでした。
センサーチップをチェックしていると、半田不良の場所が見つかったので修理してセンサーが生きているかペンオシロスコープでチェックしてみました。

��軸センサーで、2軸とも正常動作しているようです。
画像は1軸のみですが水平、プラス垂直、マイナス垂直と、デューティー値が変化しているのがわかります。
このチップを使ってRealFlight G3にあるジャイロ(ASF Gyro)と同じ機能の制御装置が作れるのではないかと考えています。

2006年12月4日月曜日

第66回F西多摩体育館飛行会

第66回F西多摩体育館飛行会に参加し
1.CarbonFun01背面飛行練習
2.八方さんの作成したスローアクロ機「Extra3」の操縦
3.大野さんの作成したGeeBeeR-1の操縦
4.栗田さんの作成したMANTAの操縦
を行いました。



1.CarbonFun01背面飛行練習
画像をクリックすると動画(5M)がオープンします。
背面飛行には右ロールから入るのが入りやすいようです。
背面飛行時のエレベーターのアップが適切にできていません。立ち上がって背面飛行が続けられなくなっています。
まだ、左旋回しかできません。しばらく背面飛行練習が必要なようです。


2.八方さんの作成したスローアクロ機「Extra3」の操縦
画像をクリックすると動画(7.7M)がオープンします。
脚長が足りない為、地上滑走時の主翼迎角が不足しています。その為滑走距離が大きくなっています。狭い体育館では離陸にテクニックが必要になってしまいます。
未加工の1cm厚EPP主翼の効果絶大です。マニューバリング鈍重さが今の私には操縦しやすいようです。
後退角のある主翼にしたおかげで、大迎角飛行時の横安定が良いようです。
調子に乗って最後ロール飛行させたのですが、エレベーターの操舵が遅れて墜落させてしまいました。エルロンは問題なく効いているようです。

3.大野さんの作成したGeeBeeR-1の操縦
画像をクリックすると動画(3.4M)がオープンします。
スロットルを押さえてスローに飛行させるところまで持っていけません。
機体姿勢のリカバーと壁回避にやっとで、まったく余裕が作れない状態でした。
直線飛行のセッティングを確認せずに飛行に入っていたのが敗因かもしれません。

4.栗田さんの作成したMANTAの操縦
動画、写真を撮っていません。
脚長が足りない為、地上滑走時の主翼迎角が不足してるようです。その為、なかなか距離できません。速度を付けて一揆にエレベーターをアップにしてやっと離陸する状態です。
上空では、問題なく飛行できました。
私の操縦テクニックでは、MANTAとShock Flyer F3A (栗田作)の違いは明確には判らない状況です。
主翼前縁の強制乱流装置、動翼についている抵抗装置、エルロンについている垂直面積など、興味深いしくみがてんこもりです。残念ながら、私には「豚に真珠」状態です。

2006年11月30日木曜日

CarbonFun01 バッテリーマウント 移動

前回の練習飛行会で、重心が主翼位置にない(下過ぎる)のが問題であることがわかったので、胴体下にあったバッテリーマウントを主翼取り付け位置に移動しました。


2006年11月29日水曜日

バッテリー 壊れる

前回の練習飛行会で、重心位置調整の為、バッテリーをセロテープでとめて飛行させていました。その後、墜落時に飛行機から脱落し、バッテリーに傷が入ったようです。表面被服が破れているし、電圧もドロップしているので、使用(充電)しないほうがいいと考えています。


2006年11月26日日曜日

Shock Flyer F3A (栗田作) 飛行

画像をクリックすると動画(6.9M)がオープンします。
栗田さんの作成されたShock Flyer F3A を操縦することができました。



この飛行機(Shock Flyer F3A)は3ヶ月前にも操縦しています。その時の印象とは随分違って飛ばしやすいスローアクロ練習機に仕上がっているように思えます。
3ヶ月前は、本格的なスローアクロ練習を始める前だったので、ホバリング姿勢でのラダー操舵がおぼつかない状況でした。ですから何とも言えない面があります。
しかし、モーターユニットの選択(プロペラの径を大きくするなど)や、舵角、重心位置の調整に加え、エルロン翼短部分の数箇所あるディンプル(穴)加工は効いていると思います。
動画では、ホバリング姿勢に入れているのですが、ラダー操舵が遅れ気味で同じ位置に留めることができていません。まだ、練習不足ということです。
ある程度マニューバリングに慣れてきたので、ロールさせようと思いエルロンを左に操舵しました。しかし、ロールレートが早すぎて、対応できません。急降下して墜落してしまいました。

Gee Bee R-1 (大野作) 飛行

画像をクリックすると動画(1.7M)がオープンします。
大野さんの作成されたGee Bee R-1を操縦することができました。


推力は十分にあります。ちょっとオーバーパワー気味です。
しかし、ショートテイクオフできるのでこのぐらいパワーがあったほうがいいと思いました。狭い体育館では離陸距離が長いと離陸直後に壁回避しなければならなくなって、飛ばしづらいことがあるのです。
また、飛行姿勢が乱れた時の回避にも、このパワーが役立つと思います。
離陸したら直ぐにスロットルを絞らないとF西多摩体育館ではうまく飛行できません。速度が速すぎて、飛ばしているのか壁回避飛行しているのかわからなくなります。
動画では離陸後左旋回させながら、徐々にスロットルを絞って、最適な飛行速度を探っていきました。
しかし、速度が落ちてきたところで、ラダーが効かなくなってきました。エルロン操舵して壁回避すればよかったのですが、とっさのことで、エルロンの操舵ができません。そのまま壁に衝突してしまいました。
Gee Bee R-1の厚いラダー
私の作成したGee Bee R-1はピーナッツスケールサイズ(span:330mm)なので、大野さんのGee Bee R-1とは大きさが違いますが、飛行速度が小さい状態でもラダーの効きが悪くなる現象はありませんでした。
重心位置やラダー舵角の調整で、解決できる気がしています。

YSFC練習飛行会 参加

YSFC練習飛行会に参加しました。
1.CarbonFun01のマザーシップとしての可能性調査
2.CarbonFun01ナイフエッジ飛行練習
を行っています。
この他、大野さんのGeeBeeR-1と、栗田さんのShock Flyer F3Aを飛ばさせてもらいました。これらは別エントリーにアップします。


1.CarbonFun01のマザーシップとしての可能性調査
以前使っていたマザーシップがモーターマウントの不良で現在使用可能なマザーシップがありません。そこで、CarbonFun01がマザーシップとして使えないかテストしてみることにしたわけです。
スローアクロ練習の時はプロペラを7x4で使っているのですが、マザーシップでは過激すぎるので6x3をセットしてテストしました。
画像をクリックすると動画(6M)がオープンします。
エルロンはほとんど使わなくて飛行できそうです。緩やかに操舵している状態ではラダーとスロットルのみで飛行できました。
しかし、ちょっとスロットル操作が大きかったり、ラダー操舵が大きかったりすると、エレベーターやエルロンが必要になります。
この体育館(F西多摩)で、現在テストしているフライングロボットのマザーシップには厳しいと思われます。

2.CarbonFun01ナイフエッジ飛行練習
画像をクリックすると動画(4.8M)がオープンします。
初めてナイフエッジの練習をしました。ラダーエレベーターの操舵が適切に行えないので、なかなかうまく飛んでくれない状態です。何度も墜落させて練習するしかないと考えています。

この飛行で、エルロン左フルに操舵しても完全にナイフエッジ機体姿勢にできない時がありました。特に飛行速度が落ちてくると横向きになる手前70~80度あたりでつりあってしまうようです。
これを見ていた大野さんから「上下方向の重心位置が主翼ラインより下がっているのが原因ではないか?」と指摘がありました。早速、バッテリーの搭載位置を上に変更して飛行させてみました。
問題解決です。
それどころか、背面飛行時の安定も良くなり前回の練習飛行会での背面飛行はなかなか安定しなかったのが、飛行できるようになりました。

2006年11月22日水曜日

RealFlight 3.5にアップデート FunFly練習機修正

RealFlight 3.5にアップデートして、FunFly練習機を飛行させました。しかし、うまく飛行できません。旧バージョンでの飛行機設定ではダメなようです。そこで、G3.5にあうように再度FunFly練習機を改造しました。


旧バージョンにあった係数設定がG3.5では全てなくなりました。
例えば、旧バージョンでは全備重量係数が存在し、その値を100%から50%にするだけで全備重量が半分になったのです。
この手の係数は使い方を間違えると、実際のRC飛行機とかけ離れたものになる可能性があり、混乱を招くかもしれません。勿論使い方を心得て利用するなら問題ありません。
とにかく、この手の係数が全てなくなったので、この係数に依存してカスタマイズしていたところを全て再設定しなおした訳です。
結果
画像をクリックすると動画(1.7M)がオープンします。
揚力がプラスの場合は、実際のCarbonFun01に近い振る舞いをするようになりました。

しかし、背面飛行はまったく再現できていません。
この飛行機は後退角があるのですが、これがシミュレーターでうまく再現できてないような気がします。
改造飛行機データののダウンロード
改造飛行機データ(元飛行機:RC Groups Foamy_EA.G3X)   ファイル名称:UNA3_RCGroupsFoamy_20061102_EA.G3X
を右クリックし、[リンク先を名前を付けて保存...]を選択してください。
保存先は、どこでもかまいません。
ダウンロードした後、[Simulation][Import][G3x...]でインポートしてください。

2006年11月20日月曜日

CarbonFun01胴体前部 改修

前回の飛行会での破損部分を改修しました。
全備重量:130.3g


胴体前部 改修
胴体の前部の上下は1mmカーボンロッドで周りを固めパワーリップを張る構造でした。
しかし、この構造だとノーズからクラッシュした時に1mmカーボンロッドが破損することがわかりました。
そこで、この部分を4mmEPPで作り変えることにしたわけです。

モーターユニット 修理
ノーズからクラッシュでモーターの磁石が1つ外れています。
サイド、位置取りをして瞬間で接着しなおしました。

アンプ 修理
モーターが回転中にマウントから外れる事故が発生した時に、JSTコネクターの線が断線したようです。
線を交換して半田しなおしました。

2006年11月13日月曜日

Extra1&Extra2(八方作)   飛行 & 改造

八方さんの作成したFunFly飛行機を操縦させてもらいました。


Extra1
改造前
画像をクリックすると動画(1.8M)がオープンします。
GWS9x4.7での飛行です。パワー不足で飛行できませんでした。
この飛行でモーターマウントが壊れたので、修理&改造を行っています。
後退角のない主翼は操縦が難しいので、後退角を付ける改造をしました。
主翼の前縁翼短を斜めにカットし、それをルート前縁に接着したわけです。

改造後
画像をクリックすると動画(10.8M)がオープンします。
同じモーターユニット(プロペラも同じ)ですが、バッテリーを交換したら十分な推力がでています。前回の飛行の推力不足はバッテリーの問題だったようです。
重心位置は思ったより前でないと十分な安定が得られませんでした。この動画は重心位置を前に調整した後の飛行です。
大迎角飛行をするとエルロンの効きが不十分なことが分かりました。エルロン面積の不足のようです。
その理由もあって速度を落とした飛行ができません。ですから、私の操縦テクニックでは墜落させないように飛行するのがやっとの状態でした。

Extra2
画像をクリックすると動画(10.1M)がオープンします。
降下したり、スロットルを上げても速度が急激に上昇しない飛行機です。
これは、主翼が未加工の1cm厚EPP(翼断面は長方形)で作成されているからだと思われます。操縦が上手でない私にはこの鈍重さがちょうどいい感じでした。

改造提案
この2機の利点を活かした更なる改造をするとより飛ばしやすくなると考えています。

右の画像は左の画像を修正して作成したもので、実際に改造したわけではありません。
Extra1を元画像にしているので、改造後の素材もスチレンボードになっていますが、主翼素材はExtra2と同じ未加工10mmEPPで作成します。
主翼の位置を少し前にずらし、エルロン面積を大きくしています。
エレベーターの面積も増大しています。
このままではテールヘビーになってしまうので、バッテリー、サーボの搭載位置を前にして重心位置をExtra1と同じにします。
この改造をすれば、私の操縦でも余裕がうまれ、FunFly練習機として使えると考えています。

YSFC練習飛行会 参加

YSFC練習飛行会に参加しました。
今回は八方さんも参加した練習飛行会となりました。八方さんの飛行機も操縦させてもらい、現場での改造も行っています。詳細は別エントリーにアップします。
1.CarbonFun01背面飛行練習
を行いました。


1.CarbonFun01背面飛行練習
画像をクリックすると動画(5.8M)がオープンします。
背面飛行の練習はシミュレーターで行っているのです。しかし、実際のRC飛行機だと、とっさの時にラダーやエレベーターの逆操舵が出てしまいます。
ノーズから墜落が何回か起きて、当初搭載していたGB22.7カンブラシレスモーターの磁石が脱落する故障が発生しました。
予備にもっていた鳥居さんブラシレスモーターで練習は続行できています。

2006年11月10日金曜日

市販ブラシレスモーター Himax HC2208-0870(八方さん所有) ベンチテスト

20061105Himax_HC2208-0870.jpg写真撮影してないので、メーカーホームページの画像をアップしました。


このモーターはKv値が小さいようです。
ですから、メーカーデーターの9x4.7プロペラでも2セル電圧で電流は3Aいかないのが解ります。
そこで、持ち合わせの大きなプロペラ GWS Slow Fly 9x7 と GWS Slow Fly 10x4.7の2種類でテストしました。

プロペラ GWS Slow Fly 9x7
最大静止推力:130g  電流:3A
プロペラ GWS Slow Fly 10x4.7
最大静止推力:170g  電流:2.8A
静止推力:130gでの電流:1.8A
GWS Slow Fly 10x4.7プロペラでも電流が3A弱しか流れていないので、もっと大きなプロペラでも回すことは可能と思われます。
このモーターの搭載されている八方さんの飛行機の全備重量は148gなので、FunFlyするなら10x4.7プロペラが適当と思われます。
ホバリング飛行をしないなら、9x7プロペラでも飛行できると思われます。

GB ブラシレスモーター(22.7mmステーター φ0.45 14T) ベンチテスト

Go Brushless 22.7mmステーターで大野さんがコイルパターン(φ0.45 スター巻き14ターン)でブラシレスモーターを作っていました。
このモーターのベンチテストを行いました。


比較できるように、プロペラ、アンプ、バッテリーは全て同じもので行っています。
プロペラ:APC Slow Fly 7x4
アンプ:PHOENIX 10
バッテリー:HP-LVX0300-2S|7.4V2S
Kbショップから購入したキットでカンは3種類Kb-S1、Kb-S2、GBcanで、磁石は5x5x1のネオジム磁石12個です。

左から、
Kb-S1モータユニット重量(プロペラ込み):27.3g
Kb-S2モータユニット重量(プロペラ込み):27.2g
GBcanモータユニット重量(プロペラ込み):28.7g

Kb-S1、Kb-S2、GBcan どれも最大静止推力190gぐらいで5.5Aぐらいです。
静止推力130gでの電流も約3Aです。
私のモーターを入れるとコイルパターンが3種類になります。
・φ0.4 スター巻き18ターン
・φ0.4 スター巻き20ターン
・φ0.45 スター巻き14ターン
これらを比較してみます。
・φ0.4 スター巻き18ターン
最大静止推力:180g  電流:3.8A
静止推力130gでの電流:2.3A
・φ0.4 スター巻き20ターン
最大静止推力:160g  電流:3.5A
静止推力130gでの電流:2.4A
・φ0.45 スター巻き14ターン
最大静止推力:190g  電流:5.5A
静止推力130gでの電流:3A