2007年8月15日水曜日

飛行中の舵の動きを記録する

以前、「RC飛行機の操縦感覚」について考えてみました。
その中の「舵の反応」と「舵の応答」に関して、後で解析できるような記録を残せないものかと思ったわけです。
さしあたり、ロール(エルロン)について考えていきます。

送信機を操舵した直後と、ロールを開始した後の2つの静止画とそのロール飛行全体を撮影したムービーがあれば「舵の反応」と「舵の応答」が確認できるのではないかと考えています。
現在、私は目視カメラを使ってフライトシーンを撮影しています。この映像では目的を達成できる静止画、動画にはなりません。しかし、エントリーした時のイメージになると考え作成してみました。
先日行われたYSFC練習飛行会でのClik400飛行映像を編集しました。
右ロール


左ロール


左の静止画が操舵直後、右がマニューバリング中です。
ロールレートは動画を見れば解ります。2つの動画を比べればレートの違いも比較できます。
しかし、静止画に関しては、エルロンの状態が識別できません。
つまり、動画に関してはこのクオリティーでもOKですが、静止画に関してはこのクオリティーではNGということになります。
静止画のクオリティー
この画像は、7/22に行われたYSFC週一練習飛行会でとしちゃんが撮影したハイビジョンムービーから静止画をピックアップしたものです。
これは、としちゃん製作のトラタヌ Ssを私が操縦してコブラ飛行でとしちゃんの近くを飛行している場面です。エレベーターがフルアップになっているのが確認できます。
つまり、この静止画のクオリティーはOKと言う事になります。
としちゃんにお願いして生データを譲ってもらい、私が編集したのですが、舵の動きが識別できるのはこの場面のみでした。
比較の為、トラタヌ Ssのロール飛行確認映像を作成してみました。


つまり、今回の目的に合った撮影方法で撮影しないと、機材の性能を上げるだけでは目的を達成できないと言うことです。

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