2005年10月24日月曜日

第50回 横田スローフライヤークラブ飛行会

第50回 横田スローフライヤークラブ飛行会に加しました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
2. IKE (Scale03-04)のテスト飛行
3.エルロン練習機(FunFly06-04)のテスト飛行
を行いました。


1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
脚のトウアウトと主翼の捻り下げを調整して飛行開始しました。
しかし、バッテリー満充電からの30秒ほどしか飛行できません。
メカを赤外線受信機(motoさんにお願いして造っていただいた)に変更しても状況は変りません。
モーターユニットを栗田GeeBeeのに変更して飛行させましたが、状況は変りません。
��現場では違いがあると思い、モーターユニット不調と結論したのですが、後でムービーを見ると違いがないと感じている)
再度、前回の飛行会のムービーも含め見てみると、今回の方が飛行速度が速いようです。しかも、飛行姿勢も前回はやや上向き傾向だったのが、なくなっています。
今回の重心位置は前回よりさらに前になっていました。(前回25%、今回20%)
当初から重心位置が前であることは気付いていたが、重心位置が前過ぎても多少性能が落ちるが安定が大きくなるので、飛行しやすくなると考えていました。
しかし、後で計算してみると飛行速度が大きくなる共に、必要パワーも増大し、その量は無視できない大きさであることがわかったのです。
次回、重心位置を後ろにして再テストしてみます。
画像をクリックすると動画(3M,4M)がオープンします。(撮影者:栗田)
ページャーモーターチェック
後日、Gee Bee Zに搭載していたページャーモーターをベンチテストしたところ、出力低下していることがわかりました。どの時点で発生していたかわかりませんが、これも今回の大きな原因の一つと思われます。
次回は、重心位置変更と共に、モーターをチェンジしてテストします。
モーターパワーに関して
��eeBee Zはなんとか、ページャーモーターユニットで飛行できる可能性はありますが、パワー的にぎりぎりであることは間違いありません。
��eeBee R-1は、胴体サイズがGeeBee Zより大きく、さらにモーターパワーを必要とします。
このことから、代替モーターユニットを模索する必要があります。軽量ブラシレスモーターについて検討していくつもりです。
2. IKE (Scale03-04)のテスト飛行
GeeBeeZの問題究明で、IKEのテストは中止しようとしましたが、タキシングテストのみしてみました。
十分なスピードが得られないことがわかりました。
前回のテストでは、タキシングスピードは出ていました。モーターユニットの問題のように思われますが、GeeBeeZが解決するまで中断することにします。(同時に2機のテストをすると思考が離散的になって好ましくないので)
後日、モーターユニットをベンチテストしてみると、出力低下していました。
早速、モーターを取り替えて再度テストすると、当初のプロペラ出力にもどりました。
3.エルロン練習機(FunFly06-04)のテスト飛行
時間があまったので、エルロン練習機のテストをしました。
前回のテストで、ルート部分フルフライングエルロン及び、主翼にくっついた尾翼には問題があることが解ったので、通常のエルロン及び、テールを延長して、尾翼を追加しました。
張り線調整など初期調整を終えて、飛行し始めました。
エレベーターの舵角が少なかったので、トルクロールテストはできませんでした。
次回は、エレベーター舵角(エレベーター面積を増した方がいいかも)を増してテストするつもりです。
画像をクリックすると動画(8.5M)がオープンします。(撮影者:栗田)

2005年10月23日日曜日

IKE コンセプト変更

IKEをスロットル、ラダーの2ch操縦に変更しました。


GeeBeeZがうまく飛行できたので、IKEも同様のコンセプトに変更しました。
IKEにはシェルボディーはありませんが、上反角を大きくしたスロットル、ラダー2ch操縦で、
主翼の張り線の一部をカーボンロッドにする構造は同じです。

2005年10月19日水曜日

Gee Bee プロペラ直径

Gee Bee Z と Gee Bee R-1 のプロペラ直径を計測してみました。


参考資料はウェブ検索してThompson Trophy Class Specificationsがヒットしたので、このページのGee Bee Z と Gee Bee R-1 のスパンを実機サイズとして使いました。
図面は予め栗田さんから入手していたので、実機スパンの比率で、プロペラ直径を計算しました。
Gee Bee Z
実機  スパン:7.16m  プロペラ直径:2.50m
Gee Bee R-1 
実機  スパン:7.62m  プロペラ直径:2.43m
今回、原田さんにつくってもらったGee Bee Z シェルのスパンは、310mmなので、スケールプロペラ直径は108mmとなる。
以前、原田さんにつくってもらったGee Bee R-1 シェルのスパンは315mmなので、スケールプロペラ直径は101mmとなる。
写真は、Gee Bee Zのカウリングに4540(115mm)を、Gee Bee R-1のカウリングに96mmのプロペラをおいたものです。差を強調するプロペラをのせた写真ですが、Gee Bee R-1はスケールプロペラサイズで飛行させるのは、かなり困難なことが予想されます。
また、スパン310mmのGee Bee Zのスケール比率は、1/23です。
同じ比率のGee Bee R-1のスパンは330mmで、ちょうどピーナッツスケールとなります。
この比率だとスケールプロペラ直径は105mmとなり、現在のGee Bee Zに付けているプロペラMCF5030を付けても違和感は緩和されと思います。
シェル構造は雄型ありきなので、原田さんにマイナーチェンジ可能か相談してみるつもりです。

2005年10月18日火曜日

φ2-3mmカーボンパイプ入手

近くの青梅模型で、φ2-3mmカーボンパイプとφ2-1mmホワイトチューブを入手しました。


Gee Bee Z 修正

第49回F西多摩飛行会で修正点が見つかったので、修正しました。
修正点
��.出力パワーが小さい
��.カウリングの固定が不完全
��.ラダートルク不足


1.出力パワーが小さい
同じモーターを使っているKURITA Zは十分な推力を出しているので、バッテリーからモーターユニットまでの電源系統、もしくはモーターユニット自体に何らかの問題があると思われる。
調査結果、バッテリーのコネクターにマグネットを使っていることと、電源系統の電線が細すぎたことで抵抗が増し、十分な電圧が供給できなかった。および、モーターユニットにガタが生じ、十分な推力が出ていないことが判った。
バッテリーコネクターは、工夫すれば問題が解決できそうだが、今回はJSTコネクターにすることにした。
モーターユニットは、Falcon PU04を使ったが、このモーターユニットがガタが出やすいようです(最新バージョンは改善されていた)。グリスを塗って調整すれば、ガタは解消されるが、クラッシュするとガタが大きくなるので、今回は自作することにした。
以下に改善前と後の写真をあげる。



��.カウリングの固定が不完全
当初は、カウリングをボディーに差し込むだけだった。クラッシュを繰り返したのでゆるくなってきていた。そこで、2mmのプラスチックビスで固定する方式に修正した。バッテリーを取り出すのに、カウリングを外すのが困難になるので、エアーインテークの下をカットし、バッテリーを差込む方式に改造した。

��.ラダートルク不足
「左旋回調整」した状態だと、ラダーをフル右に操舵しても、旋回半径が大きくなるのみでした。当初、マグネットアクチュエーターの磁石にφ2x2を使っていたが、φ4x2を使用することにした。

2005年10月15日土曜日

2005年10月5日水曜日

Gee Bee Z 完成

栗田さん、原田さんが開発したシェルボディーを使って、ピーナッツサイズのGee Bee Z が完成しました。


以前から、ピーナッツスケールの操舵方式を、スロットル、エルロン、エレベーター方式でトライしてました。しかし、この方式では、狭い体育館で飛行できるように作り上げるのは難しいようです。しかも、マグネットアクチュエーターのエルロンは、さらに難易度が増すようです。
永野さんのGee Bee Z飛行成功を見て、操舵方式を、スロットル、ラダーの2chにすることにしました。ラダー操舵にする場合、上反角を大きくしなければいけない面があり、スケール的に嫌う人もいますが、ベターな妥協と思われます。
曲技飛行をするわけでないので、エレベーターは無しで良いと考えています。調整しだいでスロットル操舵のみで上昇下降の制御は可能と考えています。
実機は主翼から胴体にワイヤーを張って補強しています。それを、0.5mmカーボンロッドを使って補強しました。ロッドの場合、引っ張りだけでなく圧縮にも耐えるので、主翼側に圧縮に対抗する構造は必要ありません。ですから、このサイズ重量の飛行機には、ベストの構造と言えます。実機の主翼後半部に配しているワイヤーまで、ロッドにすると強度過多になるので、その部分は釣り糸(PE)を使いました。
カーボンロッドや、釣り糸などの部材とシェルが接合される場所はシェルが壊れてしまうので、接点には0.5mmの航空ベニヤで補強しました。
シェルのみでは、強度が不足する部分には発泡メラミンを中に入れて接着しました。
プロペラサイズに関しても永野さんのGee Bee Zを参考にしました。
永野さんは胴体の直径の違う2種類のGee Bee Zをテストされていました。細い胴体はU80プロペラで飛行できていたのに、太い胴体は飛行できませんでした。つまり、胴体が太いと小さいプロペラでは十分にモーターのパワーが引き出せないわけです。
今回の胴体はさらに太いので、プロペラの直径は大きくする必要があります。そこで、MCF5030を使うことにしました。このプロペラは直径5インチ(127mm)でスケールサイズは110mmです。
以下に製作中のスナップを掲載します。量りに乗せた写真もあるので、部品重量もある程度わかると思います。
シェル素材


部品




完成

Scale06

発泡ポリスチレンをバキューム工法で作成したシェルボディーを使って、GeeBeeZのRCピーナツスケールを開発してみました。

2005年10月4日火曜日

0.4g ブラシレスアンプ 入手

Dynamics Unlimitedから、軽量ブラシレスアンプ(BLC-1)を入手しました。


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