第52回 横田スローフライヤークラブ飛行会に加しました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
2. AEROWINGSのテスト飛行
3. IKE (Scale03-04)のテスト飛行
を行いました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
画像をクリックすると動画(12M)がオープンします。
タキシング直進性の調整をしたので、地上での取り回しが素直になりました。右サイドスラストを付けた影響で、左旋回半径が大きくなりました。以前の左旋回調整の旋回半径が小さすぎたので、現在はニュートラルで左に緩やかな旋回になる調整となりました。しかし、オーバル飛行でのパイロンレースの場合、直線飛行が重要になるので、左旋回調整にはしない方がいいかもしれませんが、しばらくこのままにしておきます。
右ラダー操舵は十分に効く状態となり、8の字旋回も問題なくこなせるようになりました。
2. AEROWINGSのテスト飛行
グライドテスト(プロペラを回さずに滑空させる)をすると、大きなピッチングになっているので、エレベータをダウンに調整しました。しかし、ピッチング傾向は減りましたが、完全に無くすことはできませんでした。そこで、主翼の取り付け角を減らすことにしました。この調整で、まっすぐ滑空するように調整できました。
画像をクリックすると動画(2M)がオープンします。
しかし、パワーONにして飛行させるとピッチングと左旋回してしまいました。左旋回が強いので、右に操舵しても、緩やかに右に旋回するのみで、F西多摩では8の字飛行はかなり厳しいことがわかりました。この動画でも8の字飛行にトライしましたが、2階部分に不時着してしまいました。
この不時着場所は、カーテンの開け閉めの場所で、階段があるので問題なく取りに行けました。
この後、何回か飛行していたら、2階部分の上に乗ってしまいました。最終的には一旦栗田さんの家に帰って、釣竿で飛行機を落とす道具を作成して、何とか取ることができました。
飛行機を救い出したらすぐスイッチをOFFにしましたが、その間約4時間スイッチはONのままでした。家に帰って送信機、飛行機のスイッチを入れると問題なくプロペラは回りました。アイドル(パワーをONにしない)状態の消費電力は小さいようです。
3. IKE (Scale03-04)のテスト飛行
タキシング直進性が悪く、現場では調整できませんでした。ですから、滑走離陸は断念し、手投げで飛行テストすることにしました。
当初、U-80プロペラを装着していたのですが、ピッチが浅すぎて十分なパワーが出てないようです。
ですから、ピッチが調整できるプロペラに交換して、飛行させました。
何とか、飛行はできるようです。しかし、ピニオンギヤーの緩みなどがあり、十分なテストができそうにないので、今回はテストを中断しました。
2005年11月29日火曜日
2005年11月19日土曜日
Gee Bee Z 右サイドスラスト 2°
以前からGeeBee Zを地上滑走させると、左にスピンする傾向がありました。そこで、右サイドスラストを2°つけることにしました。
当初、脚のトゥアウト調整のみで直進調整ができると考えていたのですが、解決しませんでした。
左脚をトゥイン、右脚をトゥアウト(つまり、最初から右に曲がるセッティング)にしても、その傾向は変りませんでした。
そこで、プロペラのトルクの影響であるか確めるために、GyroSaucerのプロペラを付けて地上滑走テストしました。GyroSaucerはAタイプとピッチが逆のBタイプがあるのでこれで確められるはずです。
画像をクリックすると動画(0.5M)がオープンします。
まず、状況を確認する為、現在装着しているプロペラ(MCF5030)で地上滑走テストをしました。
激しく左にスピンしているのがわかります。
画像をクリックすると動画(0.4M)がオープンします。
次に、MCF5030と同じピッチ方向のプロペラ(GyroSaucerA)で地上滑走テストしました。
このプロペラは直径が大きくピッチが深いので、現在のモーターユニットでは十分なパワーが出せないようです。ですから、スピン傾向は軽減していますが、左に曲がる癖があります。
画像をクリックすると動画(0.6M)がオープンします。
今度は、逆ピッチプロペラ(GyroSaucerB)で地上滑走テストしました。
GyroSaucerAとほとんど同じ傾向にあります。
つまり、飛行機自体に左曲がりの癖があることが判ります。
飛行機を見ると、左の主翼が大きく後退しているのが原因かとも思われますが、これが原因と断定でるほど確信はありません。また、これを修理するのは時間もかかることもあり、主翼修理は断念することにしました。そこで、モーターユニットを右に傾けて取り付ける(右サイドスラスト)ことにしました。
右サイドスラストは2度にしました。
画像をクリックすると動画(0.7M)がオープンします。
右サイドスラストを2度つけて、プロペラをMCF5030に戻し、地上滑走テストしました。
今度は、ほぼ直進するようになりました。
当初、脚のトゥアウト調整のみで直進調整ができると考えていたのですが、解決しませんでした。
左脚をトゥイン、右脚をトゥアウト(つまり、最初から右に曲がるセッティング)にしても、その傾向は変りませんでした。
そこで、プロペラのトルクの影響であるか確めるために、GyroSaucerのプロペラを付けて地上滑走テストしました。GyroSaucerはAタイプとピッチが逆のBタイプがあるのでこれで確められるはずです。
画像をクリックすると動画(0.5M)がオープンします。
まず、状況を確認する為、現在装着しているプロペラ(MCF5030)で地上滑走テストをしました。
激しく左にスピンしているのがわかります。
画像をクリックすると動画(0.4M)がオープンします。
次に、MCF5030と同じピッチ方向のプロペラ(GyroSaucerA)で地上滑走テストしました。
このプロペラは直径が大きくピッチが深いので、現在のモーターユニットでは十分なパワーが出せないようです。ですから、スピン傾向は軽減していますが、左に曲がる癖があります。
画像をクリックすると動画(0.6M)がオープンします。
今度は、逆ピッチプロペラ(GyroSaucerB)で地上滑走テストしました。
GyroSaucerAとほとんど同じ傾向にあります。
つまり、飛行機自体に左曲がりの癖があることが判ります。
飛行機を見ると、左の主翼が大きく後退しているのが原因かとも思われますが、これが原因と断定でるほど確信はありません。また、これを修理するのは時間もかかることもあり、主翼修理は断念することにしました。そこで、モーターユニットを右に傾けて取り付ける(右サイドスラスト)ことにしました。
右サイドスラストは2度にしました。
画像をクリックすると動画(0.7M)がオープンします。
右サイドスラストを2度つけて、プロペラをMCF5030に戻し、地上滑走テストしました。
今度は、ほぼ直進するようになりました。
2005年11月14日月曜日
AEROWINGS 初期テスト
2005年11月13日日曜日
2005年11月8日火曜日
第51回 横田スローフライヤークラブ飛行会
第51回 横田スローフライヤークラブ飛行会に加しました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
を行いました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
重心位置(20%から30%へ移動)とモーターを新品に交換したことで、飛行が可能になりました。
水平尾翼の取付け角をアップにしすぎると、失速ぎりぎりの不安定な挙動に入る事がわかりました。例えば、ニュートラルで左旋回に調整してあるはずなので離陸後、左にバンクし左旋回に入るはずが、離陸後、左にバンクして、何も操舵してないのに右に旋回したりしました。
水平尾翼の設定が決まると空中での操舵もすなおでした。右旋回時の巻き込みも小さく、8の字飛行も問題なくこなせました。ただし、今搭載しているラダーのアクチュエーターのトルク不足で、右旋回はフルに操舵しないとF西多摩体育館では旋回できない状態でした。
地上滑走
当初、脚のトゥアウト調整のみで解決すると考えていたのですが、脚の調整してもスタート時の左スピン傾向が治りませんでした。地上停止状態からスロットルを上げていくと左にスピンして離陸できません。ですから、スタート時に右にラダーを操舵しておいて、地上滑走を開始し、速度が増すに従いラダーをニュートラルに戻す操舵をすることで、やっと離陸している状況でした。
地上滑走の直進調整はまだ研究が必要のようです。
Gee Bee R-1 擬似テスト
飛行調整が終了したGee Bee ZにGee Bee R-1のカウルを装着して、飛行テストしました。
重量が増し、カウルの抵抗が大きくなったので、離陸は厳しいかと予想していたのですが、何とか飛行できました。
画像をクリックすると動画(2.5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
Didel6mmページャーのままなのでパワー不足ですが、問題なく離陸しています。
この時は、水平尾翼の取付け角が、ややアップの状態で飛行しています。飛行姿勢を見ると、左旋回状態でノーズが右に向いた飛行姿勢になっています。アップがもう少し大きいと、逆バンク(左にバンク)で右旋回してしまいます。
画像をクリックすると動画(5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
水平尾翼の取付け角を調整(少しダウンにした)すると、飛行姿勢は改善され、前回の飛行より高度が取れるようになりました。しかし、パワー的にはぎりぎり状態です。バッテリー満充電で、数十秒間高度2m程度の飛行でした。
Super Slicks Redのモーターユニットに交換して、飛行テストしました。
モーターパワー増大した為、トルクの影響が大きくなり、左バンクが大きくなってしまいました。右翼の捻り下げを大きくする調整が必要です。(つまり、モーターユニットを交換すると、再度調整しなければならない)
画像をクリックすると動画(9M)がオープンします。(撮影者:栗田)
調整が終了すると、パワーには余裕をもってハーフスロットルでの飛行が可能でした。
飛行速度が大きくなっているので、だラダーの効きが良くなっているようです。ふらふらロールしているように見えるのは、ラダーの打ちすぎが原因です。ラダー調整すれば解消されると思われます。
ラダー調整:送信機でラダーのOutputを小さくするかExpをかける。または、飛行機のラダーニュートラルスプリングを強くする。
考察
Didelの6mmページャー(4.5Ω)Gee Bee Z 全備重量:16.7gより、
Super Slicks Red 擬似Gee Bee R-1 全備重量:20.2gの方がパワーには余裕がありました。
勿論、擬似Gee Bee R-1は飛行速度が大きくなり、右旋回時の巻き込みも大きくなりましたが、F西多摩体育館での飛行に支障がでるレベルではありませんでした。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
を行いました。
1. Gee Bee Z (Scale06-01)のテスト飛行
重心位置(20%から30%へ移動)とモーターを新品に交換したことで、飛行が可能になりました。
水平尾翼の取付け角をアップにしすぎると、失速ぎりぎりの不安定な挙動に入る事がわかりました。例えば、ニュートラルで左旋回に調整してあるはずなので離陸後、左にバンクし左旋回に入るはずが、離陸後、左にバンクして、何も操舵してないのに右に旋回したりしました。
水平尾翼の設定が決まると空中での操舵もすなおでした。右旋回時の巻き込みも小さく、8の字飛行も問題なくこなせました。ただし、今搭載しているラダーのアクチュエーターのトルク不足で、右旋回はフルに操舵しないとF西多摩体育館では旋回できない状態でした。
地上滑走
当初、脚のトゥアウト調整のみで解決すると考えていたのですが、脚の調整してもスタート時の左スピン傾向が治りませんでした。地上停止状態からスロットルを上げていくと左にスピンして離陸できません。ですから、スタート時に右にラダーを操舵しておいて、地上滑走を開始し、速度が増すに従いラダーをニュートラルに戻す操舵をすることで、やっと離陸している状況でした。
地上滑走の直進調整はまだ研究が必要のようです。
Gee Bee R-1 擬似テスト
飛行調整が終了したGee Bee ZにGee Bee R-1のカウルを装着して、飛行テストしました。
重量が増し、カウルの抵抗が大きくなったので、離陸は厳しいかと予想していたのですが、何とか飛行できました。
画像をクリックすると動画(2.5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
Didel6mmページャーのままなのでパワー不足ですが、問題なく離陸しています。
この時は、水平尾翼の取付け角が、ややアップの状態で飛行しています。飛行姿勢を見ると、左旋回状態でノーズが右に向いた飛行姿勢になっています。アップがもう少し大きいと、逆バンク(左にバンク)で右旋回してしまいます。
画像をクリックすると動画(5M)がオープンします。(撮影者:栗田)
水平尾翼の取付け角を調整(少しダウンにした)すると、飛行姿勢は改善され、前回の飛行より高度が取れるようになりました。しかし、パワー的にはぎりぎり状態です。バッテリー満充電で、数十秒間高度2m程度の飛行でした。
Super Slicks Redのモーターユニットに交換して、飛行テストしました。
モーターパワー増大した為、トルクの影響が大きくなり、左バンクが大きくなってしまいました。右翼の捻り下げを大きくする調整が必要です。(つまり、モーターユニットを交換すると、再度調整しなければならない)
画像をクリックすると動画(9M)がオープンします。(撮影者:栗田)
調整が終了すると、パワーには余裕をもってハーフスロットルでの飛行が可能でした。
飛行速度が大きくなっているので、だラダーの効きが良くなっているようです。ふらふらロールしているように見えるのは、ラダーの打ちすぎが原因です。ラダー調整すれば解消されると思われます。
ラダー調整:送信機でラダーのOutputを小さくするかExpをかける。または、飛行機のラダーニュートラルスプリングを強くする。
考察
Didelの6mmページャー(4.5Ω)Gee Bee Z 全備重量:16.7gより、
Super Slicks Red 擬似Gee Bee R-1 全備重量:20.2gの方がパワーには余裕がありました。
勿論、擬似Gee Bee R-1は飛行速度が大きくなり、右旋回時の巻き込みも大きくなりましたが、F西多摩体育館での飛行に支障がでるレベルではありませんでした。
2005年11月3日木曜日
Gee Bee Z 重心位置変更 & Super Slicks搭載
前回の飛行会で重心位置が前過ぎることがわかったので、修正しました。
ベンチテストで確認したSuper Slicksモーター用のカウルを作成しました。
重心位置を後ろにする為に、バッテリーの搭載位置を主翼中央の胴体部分をカットし、パワーリップでバッテリー搭載用のポケットを作成しました。
Super Slicksモーターユニット用カウル作成
Didelの6mmページャー(4.5Ω)モーターユニットと、7mmページャ「Supe Slicks」モーターユニットのサイズが違うので、カウルごと作成しました。
胴体には、カウル取り付け用のビス穴がすでに開いているので、これにあわせるようにカウルを作成する必要があります。その為、製作工程に配慮が必要になります。
Gee Bee R-1カウル
Gee Bee R-1スチレンペーパー製のカウルシェルを以前原田さんに作ってもらってました。このカウルシェルをテープでGee Bee Zのカウルにかぶせるように取り付けることで、Gee Bee R-1用のモーターユニット擬似テストができると考えています。
ベンチテストで確認したSuper Slicksモーター用のカウルを作成しました。
重心位置を後ろにする為に、バッテリーの搭載位置を主翼中央の胴体部分をカットし、パワーリップでバッテリー搭載用のポケットを作成しました。
Super Slicksモーターユニット用カウル作成
Didelの6mmページャー(4.5Ω)モーターユニットと、7mmページャ「Supe Slicks」モーターユニットのサイズが違うので、カウルごと作成しました。
胴体には、カウル取り付け用のビス穴がすでに開いているので、これにあわせるようにカウルを作成する必要があります。その為、製作工程に配慮が必要になります。
Gee Bee R-1カウル
Gee Bee R-1スチレンペーパー製のカウルシェルを以前原田さんに作ってもらってました。このカウルシェルをテープでGee Bee Zのカウルにかぶせるように取り付けることで、Gee Bee R-1用のモーターユニット擬似テストができると考えています。
2005年11月2日水曜日
Super Slicks ベンチテスト
前回の飛行会でGeeBee R-1用に代替モーターユニットが必要なことがわかりました。そこで、7mmページャモーター「Supe Slicks」でモーターユニットを作成してみました。
現在GeeBee Zに搭載しているモーターユニットは、Didelの6mmページャー(4.5Ω)を6.5:1にリダクションしたモーターユニットにGasparinのプロペラMCF5030を使っていました。
パワーアップをねらって、モーターサイズが大きいを7mmページャモーター「Supe Slicks」を使ってみた。
抵抗の違う2種類のモーターを入手していたので、モーターの取外しができるモーターユニットを作成しました。リダクションは4:1です。
後、比較のためM20LV(E-Chaegers)を4:1にリダクションしたモーターユニットもベンチテストしました。
Didelの6mmページャーモーターユニット 減速比 6.5:1 重量:2.5g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.62V 電流:0.37A 回転数:4380r.p.m 静止推力:12.5g 軸出力:0.47w
Supe Slicks(SS Orange)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.58V 電流:0.44A 回転数:4620r.p.m 静止推力:14.7g 軸出力:0.65w
Supe Slicks(SS Red)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.41V 電流:0.62A 回転数:5070r.p.m 静止推力:17.0g 軸出力:0.99w
M-20LV(E-Chaegers)モーターユニット 減速比 4:1 重量:5.0g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 450mAh
電圧:3.67V 電流:1.20A 回転数:6060r.p.m 静止推力:25.0g 軸出力:1.3w
考察
まず、M-20LVモーターは、出力パワーが大きいのですが、電流が大きく、搭載バッテリーを大きくしなければなりません。
Supe Slicks(SS Red)モーターの電流量は、0.62Aと、搭載バッテリー(E-tec Li-Poly 90mAh)のメーカースペック(最大電流:0.54A)を上回っているので、注意が必要ですが、パワー的に大きいので、Supe Slicks(SS Orange)モーターでパワー不足の場合は、搭載するつもりです。
パワー的には、Didelの6mmページャーモーターに比べて、Supe Slicks(SS Orange)は1.38倍、Supe Slicks(SS Red)は2.1倍と大きくなっています。
GeeBeeZに搭載した場合、計算上はSupe Slicks(SS Orange)モーターなら全備重量20g、Supe Slicks(SS Red)なら全備重量27gまで、飛行可能になることになります。
GeeBee R-1は、胴体が大きく、胴体抵抗がGeeBeeZの2倍になります。有効に使えるプロペラの面積も小さくなるので、プロペラ出力もより小さくなります。したがって、Supe Slicksモーターで飛行可能になるかは実際に飛行させなければわかりませんが、トライする価値はあると考えています。
現在GeeBee Zに搭載しているモーターユニットは、Didelの6mmページャー(4.5Ω)を6.5:1にリダクションしたモーターユニットにGasparinのプロペラMCF5030を使っていました。
パワーアップをねらって、モーターサイズが大きいを7mmページャモーター「Supe Slicks」を使ってみた。
抵抗の違う2種類のモーターを入手していたので、モーターの取外しができるモーターユニットを作成しました。リダクションは4:1です。
後、比較のためM20LV(E-Chaegers)を4:1にリダクションしたモーターユニットもベンチテストしました。
Didelの6mmページャーモーターユニット 減速比 6.5:1 重量:2.5g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.62V 電流:0.37A 回転数:4380r.p.m 静止推力:12.5g 軸出力:0.47w
Supe Slicks(SS Orange)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.58V 電流:0.44A 回転数:4620r.p.m 静止推力:14.7g 軸出力:0.65w
Supe Slicks(SS Red)モーターユニット 減速比 4:1 重量:4.2g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 90mAh
電圧:3.41V 電流:0.62A 回転数:5070r.p.m 静止推力:17.0g 軸出力:0.99w
M-20LV(E-Chaegers)モーターユニット 減速比 4:1 重量:5.0g
プロペラ:MCF5030
テストバッテリー:E-tec Li-Poly 450mAh
電圧:3.67V 電流:1.20A 回転数:6060r.p.m 静止推力:25.0g 軸出力:1.3w
考察
まず、M-20LVモーターは、出力パワーが大きいのですが、電流が大きく、搭載バッテリーを大きくしなければなりません。
Supe Slicks(SS Red)モーターの電流量は、0.62Aと、搭載バッテリー(E-tec Li-Poly 90mAh)のメーカースペック(最大電流:0.54A)を上回っているので、注意が必要ですが、パワー的に大きいので、Supe Slicks(SS Orange)モーターでパワー不足の場合は、搭載するつもりです。
パワー的には、Didelの6mmページャーモーターに比べて、Supe Slicks(SS Orange)は1.38倍、Supe Slicks(SS Red)は2.1倍と大きくなっています。
GeeBeeZに搭載した場合、計算上はSupe Slicks(SS Orange)モーターなら全備重量20g、Supe Slicks(SS Red)なら全備重量27gまで、飛行可能になることになります。
GeeBee R-1は、胴体が大きく、胴体抵抗がGeeBeeZの2倍になります。有効に使えるプロペラの面積も小さくなるので、プロペラ出力もより小さくなります。したがって、Supe Slicksモーターで飛行可能になるかは実際に飛行させなければわかりませんが、トライする価値はあると考えています。
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